ぱんdeおしゃべり 105 ~パン・テ・オレ~

 
 
           屋久島紅茶のパン・テ・オレ ブリオッシュ風
 
                    プルーン入り
            
                 
 
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 屋久島のおみやげに紅茶をいただきました。有機栽培の紅茶だそうです。
 いやな苦みがまったくなく、とても飲みやすい紅茶でした。
 
 さっそくミルクティーと卵でこねて、バター風味の紅茶パンを作ってみました。
 
 プルーンを入れて、お砂糖の量をおさえてあります。
 
 
 
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           二次発酵のあと、180度で25分焼きました。
 
 
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《材料》
 
菓子パン用粉  300g
ドライイースト   6g
砂糖       36g
卵        50cc
牛乳      150cc
バター(無塩)  30g
塩      小さじ1
 
 牛乳を沸騰させ、約2分ほど紅茶の葉を煮詰めてさまし、卵といっしょに粉をこねました。
 
 屋久島は雨の多い土地柄。梅雨時はなおさらのことでしょう。カビも生えるし、羽アリもいっぱい飛ぶとか。
 
 でも、そのおかげで屋久島は水の豊かな島となっているようです。その豊かな水は質も抜群で、超軟水だとか。
 
 ヨーロッパ系のパンは鉱水のほうが合っていますが、和食は軟水のほうが美味しくできるようです。お米も超軟水だととても美味しく炊けるのだそうです。
 
 屋久島で思い出すのは、林芙美子の「浮雲」。戦前から戦後にかけての波乱万丈な恋の物語で、夢中になって読んだことがあります。
 
 私が初めて知った屋久島は林芙美子の描く、戦後間なしの、暗いイメージの雨の多いうっそうとした島というものでしたが、この頃の屋久島は、自然とともに新しい生き方を求めて移住してきた人たちが、ペンションやレストランをたくさん営業しているようで、だいぶ雰囲気も変わった新しい島になっているようです。
 
 とても香りのいいターメリック、ねばりの強い山芋、濃厚な味わいのたんかんなど、島には美味しい特産品がいろいろあるようです。
 
 テレビで見たトビウオもとても美味しそうでした。