ぱんdeおしゃべり 18 ~抹茶ミルクパン~
美味しいパンを焼きましょう!
抹茶ミルクパン
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私は抹茶をパンやお菓子によく使います。あんパンにも合います。クッキーにも合います。抹茶はパンやお菓子に使うと、なかなかいい風味が出ます。また抹茶とミルクもよく合います。このパンは、ちょっと甘口で、お菓子パンといった感じの美味しいパンです。3時のおやつにもどうぞ。
ぱんdeおしゃべり******************************************************
京都は有名なお茶の産地。日本三大産地のうちのひとつ。と、思っていたのですが、宮崎県の都城に行ったとき、静岡、都城、伊勢が日本三大産地と書かれていて、あれ?と思ってしまいました。後で調べると、宇治は生産量では確かに三大産地には入らないようです。ただ、京都宇治のお茶は、量より質だそうで、質から言うと、三大産地に入るとのこと。
私は中学から大学までの10年間、煎茶を習っていました。私の中学校・高校には保護者会の大工さんが建てられたという立派なお茶室がありました。そこで6年間、その後、同じ流派のところに4年間煎茶を習いました。
煎茶というのは、小さいおままごとのような器でお茶を入れ、お茶をいただきます。小さい急須に人数分のお湯を注ぎ、お茶の葉が膨らむその間に、人数分の小さいお茶碗にお湯を注ぎ、それを捨て、布巾で一つずつゆっくり丁寧にお茶碗を拭きます。それがひと通り終わったころに、お茶はちょうどいい飲みごろになるのです。お手前というのは、美しく見せると同時に、たいへん合理的に考えられています。
一煎めはお茶の甘みを味わい、二煎めはお茶の苦みを味わいます。そして、そのあとは急須の葉っぱは捨てます。そこまで。
贅沢なもったいないお茶の使い方のように思いますが、お茶は文化ですから、それ以上はケチりません。
また、和菓子も文化です。たとえば、私が最も文化を感じるのは、たとえば、立秋のころに、青柿の和菓子がお店に置かれるのです。ああ、もう秋なんだな、と季節を先取って感じさせてくれます。俳句を詠むのと同じように和菓子で季節を詠むのです。
京都の和菓子は、お寺やその他さまざまなところでのお茶会が行われる中で発達してきました。足利家が京都宇治にお茶の栽培を始めてから、武士の生活の中でお茶や和菓子が発達し、庶民の中に広がって行ったのでしょうが、ただ、京都で文化としてのお茶や和菓子は確かにとても質の高いものとして発達してきたとは思いますが、一般庶民の中にどれほど浸透しているかといえば、そこは疑問が残るところです。むしろ、京都の庶民は、高価な石臼挽きの抹茶や緑茶を贅沢に楽しむよりは、京番茶を飲んできたというようなものだったのではとも思います。
和菓子とお茶を楽しんできたのは、むしろ、松江の人たちのほうではないのかなと思うことなどあるのです。
松江では、小さいおままごとのような煎茶のお茶碗で日ごろからお茶を飲んでいるという話も聞きました。これはなかなかすごいことです。
また、松江では、和菓子がたいへんおいしい。それに、お値段が京都とは比べ物にならないほどお手頃価格なのです。
松江に行って驚いたのは、旅館に泊まった時、お部屋には漆の器に生菓子やお干菓子がたくさん入れて置かれていたのです。
宇治のお茶農家のおばあさんに入れてもらった玉露の味はなかなかのものでした。玉露の葉は手でゆっくりゆっくりこねて、お茶にしていきます。そのお茶をぬるめのお湯でのんびりと入れます。そうしたら、まったりとした甘いお茶がいただけます。お茶碗にほんとにちょっとの量のお茶を、舌でゆっくり味わうのです。
煎茶は、一煎めと二煎めの間にお菓子をいただきます。抹茶はお菓子を先にいただきます。
質のいい抹茶は、今でも宇治のお茶農家のおじいさんが、ゆっくり石臼で挽いて抹茶にしていかれるのです。
お正月には花びら餅と抹茶をぜひ。
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【抹茶ミルクパン】1.5斤
強力粉 375g
ドライイースト 4g
牛乳 270g
塩 5g
砂糖 68g
バター 56g
抹茶 8g(抹茶の代わりにココアを入れるとミルクココアパンになります)
^貅“酵40分。
2つに分割。丸める。
ベンチタイム 20分
だ型 2つに丸めたものを型に入れる。
セ転紊家酵 35~40分。
80~190度で35分。