ぱんdeおしゃべり 11 ~じゃがいもとキャベツのサブジ入りチャパティーロール

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美味しいパンを焼きましょう!

じゃがいもとキャベツのサブジ入りチャパティーロール

ぱんdeおしゃべり******************************************************

 NHKのBS-hの番組「猫のしっぽ かえるの手」を見ていたら、京都大原で古民家暮らしをしているベニシアさんのご主人が、didiというお店のオーナーであることを知りました。これには驚きました。そんなふうにつながっていたのかあという驚きです。

didiはアジアン風のなんとも居心地のいい美味しいインドカレーのお店で、その前身は、オーナーの梶山正氏がインド・ネパールの放浪の旅のあとに作られたお店だったそうです。また、ベニシアさんとの新婚旅行には再度インド・ネパールの放浪の旅に出て、帰ってきてから新しく開かれたのが、今の京都市左京区元田中のところにあるお店だそうです。

 梶山正氏は、腕のいい山岳カメラマンだそうで、お店にも森の写真が飾られていました。

 ベニシアさんの大原での古い民家の生活をテレビで見ていると、イギリスのお母さんに教えてもらったという伝統を受け継いだ生活のあり方は、豊かなゆとりのある暮らしを教えられます。

 クリスマスのリースも家に植えられているハーブで作ったり、山に柊を取りに行ったりして作る。それは、デパートやスーパーで買ってきたものを飾るのとはぜんぜん意味のちがうものです。

 季節季節によって、庭に植えてあるハーブを使って伝統的な食べ物を母と同じように家でゆっくりていねいに作る。子供はその母の作ったものを楽しみに待つ。そして、それは、親しい人たちにも分けられる。

 そういう家庭での暮らしの中で、季節を味わったり、美味しい食べ物を楽しみにして食べるという暮らしのあり方がほんとうは子供たちへと受け継がれていかなければいけないのでしょうけれど、忙しいとついつい簡単に済ませてしまい、今の子供たちは楽しいことの数が減ったのかもしれません。

 ベニシアさんのご主人とベニシアさんは、インド・ネパールへの長い放浪の旅のあと、京都で今の暮らしに入られたようですが、そんなふうに人生の数年間を放浪して過ごそうということ自体がゆとり、ゆとりの暮らしです。時間に追われ、生活に追われ、仕事に追われている普通の暮らしとどうもまったく次元のちがうところで、自分たちの時間の流れを持っておられるようです。didiに伺ったら、そのゆったりとした時間の流れを、美味しいインドカレーとともに、味わえます。あの空間は、「猫のしっぽ かえるの手」のベニシアさんの暮らしの時間の流れだったのかと、驚かされました。

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 インドカレーを家で作るのは、考え方によっては別にたいそうなことでもないようです。ちょうど和食の炒め物か煮物みたいなものでお醤油、みりん、お砂糖といった調味料の代わりに、インド料理に使われるスパイスをいろいろ入れると思えばいいわけなので、我が家流のインド風炒め物、煮物という気持ちで作れば、いろいろなお料理が案外和食より美味しくなったりもします。特にかぼちゃなんかは、和風の煮物より、私はインド風に調理したほうが好きです。

 そんなわけですが、それでも慣れないうちはスパイスを大さじ、小さじと計らないといけないことと、玉ねぎを時間をかけて炒めないといけないことが面倒なのですが、でも、わりと大雑把に作っても、失敗が少なく、美味しいのがありがたいお料理です。

 今回のチャンパティーの中に巻いてあるジャガイモのカレーはとても簡単にできるカレーです。いわゆるサブジと呼ばれる種類のカレーです。

 チャパティーロールは、didiのメニューをアレンジしてみました。


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【じゃがいもとキャベツのサブジ
  じゃがいも 大2
  キャベツ  1/6
  トマト   中1個
  さやいんげん 6本
  たまねぎ(みじん切り)中1/2
  しょうが(すりおろし)1かけ弱
  チキンストック  1カップ
  クミンシード 小さじ1
  カレー粉   小さじ1
  しょうゆ   少々
  サラダ油  塩

,犬磴いもは1、5cm角に切る。キャベツは粗い千切り。トマトは粗いみじん切り。さやいんげんは小口切り。
鍋にサラダ油大さじ1クミンを入れて中火で熱す。
クミンの香りが立ってきたら、玉ねぎを加え、強火で黄金いろになるまで炒める。
い靴腓Δを加えて混ぜ、トマトを加え、強火で3分ほど炒める。
ゥレー粉を加えて炒め、塩で味を調える。
Δ犬磴いもを入れて3分ほど強火で炒め、チキンストックを注ぐ。
С犬鬚靴鴇?掘△犬磴いもに火が通ったら、キャベツ、さやいんげん、しょうゆを加え、混ぜ合わせながら火を通す。

チャパティー】8枚
  全粒粉 2カップ
  サラダ油 大さじ1弱
  水   1/2カップ
  
.椒Ε襪冒肝格瓦肇汽薀戚?鯑?譟⊃紊鮠しずつ加えながら混ぜる。
⊆たぶぐらいのやわらかさにまとめ、表面がなめらかになるまで練る。
ピンポン玉よりやや大きめに丸め、手のひらにはさんで平たくする。
ぢ罎望麦粉をふり、めん棒で丸く伸ばす。直径18cm、厚さ1~2mm。
ゥ侫薀ぅ僖鵑北?鬚劼ずに火にかけ、い鬚里擦襦
Δ廚弔廚弔繁弔蕕鵑任たら、返して反対側も軽く焼く。
Д侫薀ぅ僖鵑ら取り出し、ガスの直火で軽くあぶる。