ぱんdeおしゃべり 30 ~トールハウス~
美味しいクッキーを焼きましょう!
トールハウス
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ハロー洋裁おばさんに教えてもらった簡単クッキーです。簡単ですが、これがなかなか美味しい。
おばさんは、戦後お得意の洋裁の腕を生かして、ハロー洋裁という洋裁店を開きました。進駐軍が町を歩いている時代に、さっそくその波に乗り、ハロー洋裁と名づけたのは、おばさんの戦後を乗り切って生きる力のすごさです。
この時代を乗り越えた女の人の力というのはすごいものです。そういう女性は、年を取ってからもエネルギーのあるプラス思考で生きていきます。
おばさんは、もう80歳を超えているのですが、いまだにピンクの服も着るし、そして、定年退職後に開いたパン教室を今でも元気に続け、その上出張講習までしています。
70歳を超えたころ、突然心臓に異変が起こり、これはおかしいと思って、病院に行ったところ、手術が必要ということでした。緊急手術で、ペースメーカーを入れたのです。
その時のおばさんのことば。「この子がいてくれるしなあ、私、もう心臓で死なへんわ。ほな、私、なんで死ぬんやろう。はっはっはぁ~」というものでした。
そして、もうこれで死ぬことはなくなったと言って、さっそくまたパン教室を元気に再開したのです。
私だったら、きっと、胸に神経を集めて、ペースメーカーのことばかり気にして、病気になっているかもしれません。
おばさんは、ペースメーカーのことは、「この子」といとおしそうに呼び、まるで自分の子供のように話します。
このおばさんにかかると、なんでも、「この子」です。「イーストというのは、悪い子でなあ。この子はすぐ悪さする。そやけど、うちの家ではそんな悪ささせしまへん。ちゃんとしてやったら、そしたら、ええ子になりよる。」とか、「おばちゃん、これはどこで乾かしといたらええんやろう?」と洗いものしていて聞くと、「ああ、それなあ。その子にはいっつもそのへんで自分で勝手に乾いとおきてゆうてるねん。そやしそのへん置いとおき。ちゃんと自分で勝手に渇きよるし。」といった具合です。
道具もペースメーカーもイーストも、どれもみんないとしい子というような感じです。まるでしつけをちゃんとして、子供たちといつもいっしょみたいでたのしげなのです。
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【トールハウス】
ショートニング 80g
三温糖 120g
卵 1個
薄力粉 180g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
重層 小さじ1/2
くるみ(軽く炒って、細かく刻んでおく) 50~60g
チョコチップ 100~120g
.轡隋璽肇縫鵐阿鬟棔璽襪貌?譟▲リーム状にする。
∋芦硬釮鯑?譟△茲混ぜる(よく混ぜると軽くなる)。
M颪鯑?譴討茲混ぜる(機械の時は、 銑まで一度に入れ、20分ぐらい混ぜる)。
で?亙粥▲戞璽ングパウダー、重層をよく振るってに入れる。
ゥ船腑灰船奪廖△るみをい涼罎貌?貂ぜる。
ε携弔房蠅脳しずつつまんで並べておく。焼きあがると広がるので、小さいめにすること。
170度で15分焼く。焼きあげて少しすると、パリッとするので、しばらく置いておく。