ハーブdeひととき 18 ~タイ料理の香り~

 
 
                 タイ料理の香り
 
 
 きょうは久しぶりに大阪に行きました。息子が急いで持ってきてもらいたいものがあると言うので、では、ということで、梅田で待ち合わせることになりました。
 
 最近、息子は、毎日夜の11時まで仕事で忙しいのだそうです。疲れているそうで、「タイ料理の香辛料を今一番からだが求めてる~~」と言うので、お付き合いすることに。なんでも、パクチ―のあの匂いがたまらんらしい(んんん・・・、実は、私はタイ料理、苦手・・・
 
 
 
                    パクチ―
 
               (コリアンダータイ語です)
 
        タイ料理には、この葉っぱがパセリのように添えられています。
 
 
 
 
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       で、連れて行かれたところが、淀屋橋のチェディルアン。
 
 
 
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  タイはタイでも、このお店は、イサーンというタイ東北部のお料理だそうです。
 
 
 
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   イサ―ン出身の本場のシェフによる伝統料理(イサーンボラーン)がビュッフェ形式で提供されます。イサーンの食文化は多彩で刺激的で,世界でも似たものが無いのだそうです。
 
 
          淀屋橋北浜4丁目住友ビルディング1階にあります。
 
 なかなか立派なお店で、内部もタイの文化が感じられるような装飾がほどこされていました。
 
 
 
 
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             お料理は、タイ国政府公認だそうです。
 
 
 
 
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     とにかく、いろいろお皿にいっぱい欲深く取ってまいりまして・・・。
 
 
 
       動物性たんぱく質は、海老、イカ、鶏、白魚が中心でした。
 
              どれもみんなかなりのピリ辛
 
 
 
 
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 スープは、大きく切られた鶏肉としめじ入りで、ココナッツミルクを使ったもの。唐辛子など、いろいろな香辛料が大きく切られて入っていました。
 
 息子はこれが一番美味しい~~!!と言っていました。ああ、そうなんだと気づいたこと・・・、タイ料理って、ココナッツミルクなんだ。そして、どうもこれが私には苦手みたい・・・。
 
 
 
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 私が最も感動したのは、ご飯でした。特に、右側のは、タイ高級香米なのだそうです。これは確かに、高級でした。まるで、王族の気品ある純真無垢な世間をまったく知らないようなお姫様みたい
 
 これは、感激のタイ米でした。どこに売ってるんだろ?どうして炊くんだろ??
 
 左側のはもち米。これも甘くて美味しかったです。
 
 
 
 
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 タイ料理でいつも私が苦手なのは、グリーンカレーなのです。一度も美味しいと思ったことない・・・。
 
 ところが、このお店のグリーンカレーは、まろやかで、クセがなく、とても品のある美味しいものでした。タイ料理初心者でもこれはいけます。
 
 
 
 
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 カレーはあまり辛くないのですが、ほかのお料理はたいていピリ辛なので、お粥と一緒に食べました。そうしたら、そのお粥がまたすごく美味しかったのです。
 
 
 
                  最後はデザート
 
 
 このお店のデザートはどれもほんとに品のある美味しいものばかりでした。
 
             プディング3種とフレンチトースト
 
      プディングは、左から、紅いも、南京、ココナッツミルクです。
 
 
 
 
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                  紅芋のプディング
 
 
 
 
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       なんとなくほくほくした食感のプリン。ジェリーもとても美味しい。
 
 
 
 
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               南京とライチのプディング
 
           ライチと合わせるなんて、なかなかやるなあ~
 
         南京プディングもほくほくした食感
 
 
 
 
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       ココナッツミルクは、お料理に入れられると苦手なのに、
       デザートにすると、大好きになるのです。
 
       私はデザートの中では、これが一番おいしかったです。
       マンゴーが入っています。
 
        さすがに、デザートは、パクチ―ではなく、ミント添え。
 
 
 
 
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   甘ったるそうに見えながら、とても食べやすくおいしかったフレンチトースト
 
 
 
 
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 デザートは、さまざまな香りのフレーバーティーと一緒にいただきました。
 ハス、ライチなど、めずらしいフレーバーティーが何種類もありました。いろいろ試飲。一番美味しかったのは、あんずの香りの紅茶でした。
 
 あんまり美味しかったので、帰りに、デパートであちこち探しましたが、見つからず。結局、この時期季節限定で毎年買っているマリーゴールド入りの「そよ風香り紅茶」を買って帰りました。この紅茶、なかなか美味しくて、毎年この時期になると買っています。春から初夏の風の香りをイメージした紅茶なのです。「Tea.Pi.O.」(伊藤園)のものです。
 
 そういえば、中国の杏のお酒も美味しいです。どうも私は杏が好きみたいです。
 
 さて、各地の伝統料理に使われるハーブや香辛料ですが、各人のこのみがあるので、疲れてからだが求めるのがタイ料理の人もいれば、インドカレーの人もいるし、また、イギリス伝統のハーブティーでほっとできる人もいるし、・・・。
 
 香辛料や香菜、ハーブといったものは、からだを回復してくれる効果があるようです。
 
 息子は、きょうのタイ料理でやっとからだがほっとしたようです。
 
 私は本格的にタイ料理を食べたのは初めてでした。残念ながら、パクチ―とココナッツミルクの入ったお料理は相変わらず苦手ですが、きょうのお店のお料理は、とても上品なクセの少ない味で、ここのなら食べられました。
 
 そして、私は、今日のタイ料理で一番感動的だったのは、あのタイ米
 
 タイ米ってどういうふうに炊くのか、どこに美味しいタイ米が売られているのか、ちょっといろいろ調べてみなくては~~
 
 昔、お米がないと大騒ぎになった時、タイ米が売られ、とても食べられるものではないと言われていましたが、今日のタイ米は、「高級」なものだそうですが、ほんとに美味しい。日本のお米に比べると味は薄いのですが、品があるのです。そしてとても「うぶ」。赤ちゃんのお肌のようなうぶさ。ほんとに美味しかったです。