きょうのひと品 77 ~小豆がゆ~

 
 
 
             昨日、1月15日は、
 
                  小豆がゆをいただく日
 
 
          
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 昔から、1月15日には、小豆がゆをいただく風習が日本にはあったようです。
 
 小さい頃から、1月15日の小豆がゆはとても楽しみでした。
 
 昨日、1月15日は、小正月。この日に、邪気を払うと言われる小豆の入ったおかゆを食べて、一年の健康を願ったようです。
 
 小豆がゆは、もともとは中国から入ってきたもののようです。中国では、古くは、冬至に食べられていたようです。
 
 小豆は、邪気を払うということで、昔から何かあるごとに食べられていたようですが、良質なたんぱく質を含むこの小豆、確かにからだにはいいようです。
 
 まず、小豆の赤は、豊富なポリフェノールが含まれている赤なのだそうです。
 
 体を錆びさせる過剰な活性酸素を抑え、老化、ガン、心筋梗塞、脳血管障害、動脈硬化を予防するのだとか。
 
 また、サポニン、ビタミンB,Bカリウムなどが含まれ、血圧降下、肥満解消、肌荒れ防止、さらには、あずきの皮にある食物繊維が便秘を解消するのだそうです。
 
 それなら、何も特別の日にだけではなく、日頃から小豆を食べるといいですね。
 
 この小豆がゆには、七草がゆと同じで、お餅を入れて食べるのが小さい頃からの習わし。
 
 お餅にも、邪気を払うという意味が込められているようです。
 
 昔の人は、いろいろな不安を、食べ物で少しでも解消しようとしていたようです。呪術的な意味もありますが、栄養面では、なかなか理にかなった健康維持の方法のようです。
 
 そして、私の世代では、からだの老化防止のためにも、小豆はしばしば食べなくっちゃ