有田焼で有名な九州の香欄社
若いころからここのお茶碗が好きでよく買うのですが・・・。
もう1年以上悩んで悩んでデパートに行くと見つめていたのは、
南天の絵柄の茶碗蒸しのお茶碗
とうとう思い切って買いました。
そこでさっそく茶碗蒸し。
ただ、今回は、年末からお正月にかけあまりにも食べすぎ、
きょうはこの茶碗蒸しだけで済まそうと、具だくさんにしました
(ダイエットしなくては・・・)。
えび、鶏肉、錦市場で買った百合根(これがとても美味しかった)、
ほうれん草たっぷり、みつばもたっぷり目、半兵衛麩の梅生麩。
これだけ入れたら今日のおかずは充分。
欲張ったのであふれ出しそうですが・・・。
息子が四国旅行のおみやげに買ってきたじゃこ天も
食べることになりました。
焼いて食べるらしい。
そこでグリルで焼くことに。
ついでに買ってしまった同じ南天柄のお皿に入れて
じゃこ天は、見かけはもひとつですが、噛んでいるとなかなかいい味でした。
南天は冬にぴったりの柄なので、お正月が来るたびに、買うか買うまいか悩んでいたのです。
今年は街を歩いていても、南天がどこでもとても大きな実をつけています。
家の表鬼門(北西角)には白南天や万年青(おもと)、裏鬼門(南西角)には、赤南天や万年青を置くということが昔からされていて、我が家でも、引越をするたびに、母が裏鬼門に赤い実のなる南天や万両、あるいはおもとという、青い葉っぱの植木を買ってきては置いていきます。
表鬼門も裏鬼門も神さまの通り道だとか。だからきれいにして、神さまにきれいな気を運んできてもらい、気の流れを良くすることが大事だとか。中国の古来からの考えです。
南天の赤い実は裏鬼門のお守り。
我が家の南天は、あんまり面倒をみず、ほってあるのに、枯れることなく、もう22年も毎年実をつけてくれています。