hawaii で お散歩 70 ~クリスマスのハワイ島~

 
 
          ハワイへの旅  第3日め 
 
              ~クリスマスのハワイ島 その2~ NO.4
 
 
 ハワイ島には世界でも有名な天文台があるそうです。ここは、天文に関する博物館です。でも、この日は、クリスマスで、お休み。
 
 
 
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 もうひとつ、同じような形のたてものがお隣にあります。
 
 これらは、ハワイ島のふたつの火山マウナケア山とマウナロア山を表しているのだそうです。
 
 お隣の建て物は、レストラン。私たちは、ここで、お昼のバイキングをいただきました。
 
 
 
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   中華系だそうです。マーボー豆腐には、シメジが入っていました??
   まったくピリ辛ではなく、薄味で、美味しかったです。
 
   ご飯は、いかにも外米といった感じで、パサパサしたものでした。
 
 
 
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 紫芋のサラダなど、お野菜もたくさんあって、ここしばらくの野菜不足解消。ありがたかったです。
 
 
 
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     メロンにパパイヤ、甘ったるいケーキなど。美味しかったです!
 
 
 
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     お庭には、いろいろな木や花がありました。
 
                 オヒア・レフアの木と花
 
 
 
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 ペレが美しい青年オヒアにひとめぼれ。でも、彼にはすでにレフアという恋人がいて、ペレの告白を断ってしまいました。気高く美しいペレは、そのことで激怒し、オヒアを木に変えてしまいました。
 
 オヒアを失った恋人レフアは泣き暮れる毎日。そのたびに町には雨が降り続き、とうとう洪水まで引き起こしてしまいました。
 
 それに困ったほかの神さまたちが、ペレの魔法を解いてオヒアを人間に戻すことはできないけれど、せめてオヒアと一緒にしてあげようと、レフアをオヒアの木に咲く赤い花の姿に変えて、一緒にいられるようにしてあげました。それで、植物の名前は「オヒアレフア」というのだそうです。
 
 オヒアは木の部分、レフアはその花のこと。島では今でもレフアの花を摘むとオヒアと離されて、悲しみの雨が降ると信じられています。
 
 
 
          しだの葉っぱの裏にグロテスクな感じの胞子
 
 
 
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                  ククイナッツの木
 
 
 
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                  葉っぱはこんな感じ
 
 
 
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       地面にはたくさんククイナッツの実が落ちていました。
       この実をつないで、魔除けの首飾りが作られていたようです。
 
       今は、この実を磨いて、つるつるにして、ナッツをつなぎます。
 
 
 
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     私がめずらしそうにしていたら、運転手さんが木の上になっている
     ククイの実を教えてくださいました。
 
 
 
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     これを取ってみせていただきました。
   
     もぎ取ったところからお汁が出ているのを手につけてみて、と言われ、
     手につけて摺り込んだら、最初はねとねとしましたが、すぐに手の甲が
     さらさらになりました。オイルだそうです。
 
     1個につき、ごく少量しか取れない貴重なオイルで、皮膚にとてもいいのだ      そうです。実からオイルを取るなんて、椿オイルみたい。
 
     おみやげショップで、ククイ・オイルという皮膚に塗るものを見つけました。
     なるほど。
 
     アトピーの人にも効果があるのだそうです。
 
 
 
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 さて、お腹が膨れたら、午後からは、いよいよキラウェア噴火口を観に行きました。
 ここは、国立公園になっています。
 
 
 
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            ものすごく大きな大きな噴火口でした。
 
            ここが、誇り高き、火の女神ペレのお住まい。
 
 
 
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 このあと、運転手さんからの、クリスマス・プレゼント
 
 Hirokoさん:ねえ、みんな、運転手さんがクリスマス・プレゼントだって言うんだけ          ど、行きたい?
    みんな:行きた~い!
 Hirokoさん:でも、行っちゃうと飛行機間に合わないかもよ~。
    みんな:かまわな~い!
 
 というわけで、運転手さんのご厚意で、予定にないコースへ出かけることに。
 
 
     溶岩が溶け出て、あたり一面が溶岩の塊になってしまった場所
 
     盛り上がっているところは、木が生えていたところだそうです。
     溶岩は、空気に触れると固まるそうで、そのあとに木が焼けて
     溶けてしまったのだそうです。
 
     何もなくなったところに、まず、植物が少しずつ芽をだしてきて
     長い年月をかけて、回復して行くそうですが、このあたりはどこもかもが
     こんな状態でした。
 
     溶岩は、水は貯めず、どんどんと地中に水を吸い込んでいき、水は海に
     流れていくそうです。そのために、火山はあっても温泉はできないのだそ
     うです。
 
 
 
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              表面はこんなふうに凸凹に穴あき
 
      この辺り一面がこんなふうになっていました。しばらく散策。
 
      このあたりも国立公園なので、この溶岩は持って帰ってはいけません。
      それなのに、毎年、多くの人がこっそり持って帰ってしまうそうです。
 
      でも、ここは、女神ペレの本拠地。
      彼女のからだを持って帰るようなもので、持って帰った人のところには
      火災が起こるのだそうです。それで、結局、毎年3トンもの盗まれた溶岩が      返されてくるのだとか。
 
 
 
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   さあ、また次の場所に移動。
   移動の途中にたくましい木の姿を見ました。
   溶岩のところに、根っこを伸ばしていっている木がありました。
   こんなふうに、溶岩に根っこがわり込んでいって、成長していくそうです。
 
 
 
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             ワイルド・ストロベリーです
 
 
 
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              次の見学地は、溶岩チューブ。
 
             噴出した溶岩が空気に触れて即固まり、
             中だけが流れ出して、空洞になったようです。
 
 
 
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           中はぬかるみ。雨がしみ込んでいました。
 
 
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 ビッグアイランドは、南部だけが溶岩が流れて、緑が少なくなっています。今回のツアーは、このあたりだけでした。
 
 そして、このあたりこそが、女神ペレーの支配するところです。
 
 北部のほうは、雪の女神の住んでいるところです。彼女もペレーと同様、美しい神様だそうですが、ペレーが彼女の美しさを妬んで、戦いを仕掛けてきたそうです。でも、雪の神さまのほうが勝ち
 そのために、ペレの力は北部のほうには及ぶことがなく、雪の女神の支配する北部には、牧草地帯など、緑が豊かにあるそうです。
 
 マカダミアナッツの有名なところで、チョコレートやクッキーなどを作る工場があり、見学しに行きましたが、そこもクリスマスのためにお休み。おみやげをいろいろ買ってハワイ島とさよならしました。