東山仁王門のバス停を西に。
左京区新間之町仁王門上がる
「新洞食糧老舗」
「京小町ぬか」(300円)と「公家味噌」(100g400円)
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お米屋さんだということですが、・・・???なんだかちょっと引いてしまいそうなお店のようすで、ここなのかなあ?と迷うと思いますが、ここなのです。うちの実家のご近所で、懐かしい通りにあります。
ネット販売でかなり売れてるようです。http://www.shindosyokuryo.com/
スプーンに大盛り1~2杯ぐらいを水で溶いて、やさしく顔を洗います。パックにもなります。
ぬか袋に入れたら、からだも洗えます。
入浴剤にもなるので、最後はお風呂にぬか袋をポイッと入れようかと思います。
さて、お肌は舞妓さんのようになるのでしょうか。
ごしごしこするのはかえって肌が荒れるので、禁物のようです。
小さい頃、いつもお風呂場にはニードの洗い粉がありました。
https://www.morimoto.co.jp/html/need/need-1.htm(田中善株式会社のニード洗い粉)
その洗い粉が入ったぬか袋を顔にコロコロあてられ、母に洗ってもらっていました。「S子おばちゃんが色白いのんはなあ、いっつもこれで顔洗ったはるしえ」と母に言われ、そうなんやぁ・・・と子供心に思っていました。
米ぬかに含まれているのは、ビタミンB2。新陳代謝を盛んにして皮膚を生き生きとさせてくれ、シミを薄くさせる効果もあって、美肌には欠かせない栄養素。そのうえ米ぬかには、皮膚の水分量を一定に保つ効果がある「オリザブラン」というのも含まれているそうです。皮膚のたるみ、肌荒れをふせいで、余分な角質もとってくれます。
また、夜寝る前には、別のお店の商品ですが、「舞妓さんの米ぬかクリーム」というのを使っています。これは、「米ぬか油」をベースに椿油、カカオ油脂、ホホバ油がブレンドされたバター状のクリームです。手だけではなく、全身に使えるクリームです。
http://www.kyomaiko.com/pd/maiko_komenuka.html
さて、ここのお店のもうひとつのお勧めは、公家味噌。お公家さんだったここのおうちに、母から嫁へと代々伝わる秘伝のお味噌だそうです。ちょっと硬い目の炒った大豆にごぼうが入っています。みりんが効いて、甘口のお味噌。ご飯にのせたり、お酒の肴においしかったです。
お公家さんの家庭には、それぞれのおうちで伝わるおばんざいがあったのだそうです。ご飯と一緒に食べながら、こんなん食べたはったんやあ・・・、と京都の古い古い由緒正しいお公家さんのおうちのお味をおすそ分けしてもらいました。