東山界隈を歩いてきました。
お昼だったので、まずはお友達と一緒に
ランチタイム。
~東山五条 メリメロ~
フランス料理のランチがお手頃価格でいただけます。
メインのお料理には、フィレ・ステーキを選びました。
いろいろ食べて、おなかが膨れたので、私はひとりで歩いて帰ることに。
祇園 花見小路へ
有名な祇園の料亭 一力
このお店は、一見さんは入れません。
夕方になると、舞妓さんや芸妓さんが、次々に入っていかれます。
私の知り合いの、老舗の奥さんは、小さい頃、お祖父さんに連れられて、一力で芸妓さんや舞妓さんと遊んだのだそうです。すごい~。
ベンガラの壁と格子でしっかりガードされていて、中はまったく見えません。
花見小路をさらに南へ
赤い提灯は、都をどりの提灯です。それぞれのお店につられています。
桜が咲くころ、毎年、都をどりが華やかに催されます。
都をどりは歌舞練場で催されます。
その先には、建仁寺
きょうから、春の拝観が始まっていました。
建仁寺は、勅使門と三門と法堂と方丈が一直線上に作られています。
勅使門
鎌倉時代後期のもので、戦乱の矢の痕が残っているので、「矢の根門」「矢立門」と呼ばれているそうです。
私たち庶民は通れませんので、閉まっていますが、その横の小さな門は開いています。
三門へ行くまでに、池があります。
三門(望闕楼)
山門の向こうには法堂が見えています。
法堂(はっとう)
釈迦如来像などがまつられているお堂です。
床は石の床。真冬のお勤めはしんしんと冷えることでしょう。
方丈
このお寺は、カメラOK。めずらしいなあと思ったら、それには、理由が・・・。
昭和9年の室戸台風の時、建仁寺の方丈は倒れてしまったのだそうです。その時、たまたま、ふすまだけは外してあって、難を逃れたのだそうです。そのおかげで、50面のふすま絵が無事残ったのだそうで、行き場をなくした重要文化財たちは、京都市の博物館へ引き取られていったそうです。
ふすま絵は、今では掛け軸になっているのだそうですが、それを、キャノンの協力のもと、複製を作ることになり、ふすま絵が再現されているのだそうです。
開山800年を記念して、今、全てのふすま絵の複製を作るプロジェクトが進められているのだそうです。
礼の間
(海北友松 筆)
その他、いくつかのふすま絵が復元されていました。
風神
雷神
潮音庭(三連の庭)
中央に三尊石、その東に座禅石、廻りに紅葉を配した
枯淡な禅庭
方丈の奥の方には、秀吉ゆかりの茶室
東陽坊があります。