京都deお散歩 182 ~夜のウォーキング~


 春からずっと甘いものについつい手が出るというのが続き、着る服が・・・

 腰痛を治すのにウォーキングをするように言われていたこともあり、最近、よく歩いています。でも、さすがにこの暑さでは昼間歩くとふらふらになってしまいますので、夜に歩くことに。


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 二条城のすぐ近くに、神泉苑があります。夜に行くと、とても幻想的な感じ。

 天長2年(824)淳和天皇の勅命により、弘法大師空海神泉苑の池畔にて雨乞いの祈りをし、北印度の無熱池の善女龍王を呼び寄せられたのだとか。そうしたら、日本国中雨が降り、人民が大いに喜んだという話が伝わっています。これ以降神泉苑の池には善女龍王がお住みになっているのだとか。

 また、貞観5年には疫病が流行り、神泉苑で御霊を鎮めるため御霊会が行われた際、全国の国の数、66本の鉾を立てて、神泉苑の池で、厄払いが行われたそうです。後に、これが町衆の祭典として、鉾に車を付け、飾りを施して京の都を練り歩く、祇園祭へとなったのだとか。

  醍醐天皇神泉苑行幸になさったときに鷺が羽を休めていたのを、帝が召使いに捕らえるよう言われたのだとか。召使いが近づくと鷺は飛び立とうとしたのだけれども、召使いが「帝の御意なるぞ」と呼びかけると、鷺は地にひれ伏し、帝は大いに喜ばれ、鷺に「五位」の位を賜ったという話があるそうで、以降、鷺は「五位鷺」と呼ばれ、謡曲にも謡われるようになったのだとか。

 そんないろいろな伝説の残る神泉苑は、昔はもっともっと敷地が広かったそうですが今はかなり狭いです。敷地が狭くなったのは、徳川家康が二条城を作る際、神泉苑の敷地をかなり没収してしまったからということですが、今では平八という料亭が敷地の中にできて、京料理をいただきながら、夜の幻想的な風景を楽しめるようになっています。

 最近ではフラとタヒチアンダンスのない日、週5日、できるだけ夜のウォーキングをし始めています。

 2月に腰をいためてから、週4日通っていたダンス教室を週2日に減らしたことも、ついつい甘いものを食べ続けてしまう原因になっているので、夕飯を食べた1時間後ぐらいから、1時間弱ぐらいは歩くようにしています。

 秋にはほっそりしますように!そして、11月24日の歌舞練場でのフラとタヒチアンダンスの発表会では、衣装がちゃんと着られて、軽やかに踊れますように!