雑感 144 ~フラダンスとタヒチアンダンスの春の発表会~

  
 今年もフラダンスとタヒチアンダンスの春の発表会を無事終えることができました。

 2部の幕開けは、私たちのフラのクラスで、ココナッツを楽器に持った踊りでした。


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 今年も私のクラスは、1部には何も出番がなく、2部だけで4曲も出演したので、あいかわらず衣装の着替えがたいへんで、ただただバタバタ、バタバタ~としてました。

 初めてタヒチアンの舞台に立つ若い人は、普段の練習ではタヒチアン・パウスカートをはいているので、タヒチアンダンスのパレオの結び方がわからなくて、ひと騒動。そういうと、着方を練習してなかった・・・

 細い細い人は大判のパレオでは余り過ぎて結び辛く、手助けがいりました。間際までバタバタ、バタバタ~、でした。

 軽快な踊りに合わせた結び方と、緩やかな踊りに合わせた結び方の二通りの結び方を短時間で変えながら、タヒチアンは2曲踊りました。

 こちらは、緩やかな踊りのほうなので、お姉さん結び。

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 そんなバタバタ状態でしたので、あとは、身体が覚えていてくれることだけを頼りに、当日はぶっつけ本番的に舞台に立ち、ちょっと練習、どころではありませんでした。

 それでも、タヒチアンのときには、曲が妙にし~~んとした中で流れているような感じがしてきて、みんなの息が合っているということを感じることができました。時々、発表会の本番で、こういう、まるで神がかり的なし~~~んとした感じに曲が聞こえてくることがあるのです。私たちも、客席も、し~~~んとしている感じの中で、曲が妙に神がかり的に聞こえてくる時って、息が合ってるときなのです。以前、クリスマス会でのゆったり、ゆったりしたフラの曲の時にもそういう時があり、妙な感動を覚えて踊り終わったことがありました。その時は、やはり主催者の先生にもほめてもらえました。

 ほんとは、最後のフラの曲のときにもそういうふうになってほしかったのですが、残念ながら、私のこころの乱れでそういう感じにはなれませんでした。ああ、これでやっと何度も何度もの着替え、無事完了、ああ、これでやっと最後、(´▽`) ホッ~~というハイな心の状態になってしまい、しっとりした神がかり的なものが感じられなかったなあ・・・。

 でも、何度も何度も練習を重ねた踊りだったので、きっと踊りそのものは合っていたのかな。お仲間さんのご主人が、あとで、周りにいた観客から「きれい~~」というため息が聞こえてきたと言っておられたのだとか・・・。ああ、よかったあ~ ひとえに練習、練習あるのみ。
 

 毎回、毎回、発表会の前には、何やかやとありますが、それでも本番がくると、妙にしっくりいって、気持ちよく終われるので、充実感を感じられます。人生で年に3回もそういう気持ちになれるというのは、幸せなことです。

 タヒチアンのこちらのクラスには、最高齢89歳の方も毎回、参加されてます。今回も、テンポもぴったり合っていて、まったく遅れることなく、踊っておられました。すごいです 


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 高齢者でも、健康であれば、こうして同年代の方や、若い方や、インストラクターの先生とも一緒に女性らしさを大切にして踊れる教室というのはなかなかないのではないかしらと思います。

 今回、インストラクターの先生や主催者の先生たちの踊りをじっくり観ながら改めて思ったのは、踊りというのは、「性」を大切にしたものなんだなあということでした。今習っているのは、いかに女性らしさ、その情感を踊りとして磨いていくか、そういうものなんだなあということをしみじみと感じました。

 いくつになってもこうしてしっとりと情感あふれた女性性を磨くこと、こころを枯らさないこと、その環境を居心地よく与えてもらえていることがありがたいです。

 残念ながら、私の携帯のカメラ機能がどうもおかしくて、先生たちの踊りもうまく写せず、ご紹介する写真が撮れませんでした。

 帰るなり、いろいろな方々から写真がラインにアップされました。ご家族の方たちが、毎回、たくさん撮ってくださってます。

 発表が終わり、みんな(´▽`) ホッ~~~とした顔で、最後にご家族の、まるで私たちの専属カメラマンともいうべき方たちに撮ってもらった写真です。新調したフラのドレス、好評でした~


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