~HAWAIIへの旅 5~
マウイ島訪問 後半編
マウイ島を東から西へ移動し、ラハイナを訪ねました。
ラハイナというのは、「晴れ」と言う意味だそうです。毎日とてもいいお天気で、真夏には40度ぐらいにもなるときがあるそうです。
私がマウイへ行きたかったのは、フラで、「プアマナ」という曲を習ったときから。
その歌に出てくるラハイナがどんな素敵なところなのかしらとあこがれていたからでした。
曲名のPuaは、お花。Manaは、超自然的な力、魂、スピリチュアルなどの意味。
美しい花が持つ、神秘的な力といった感じの曲です。
美しい花が持つ、神秘的な力といった感じの曲です。
“Puamana” Lyrics
Pua Mana
Ku`u home i Lahaina
Me nâ pua `ala onaona
Ku`u home i aloha `ia
プアマナ
愛しの我が家、ラハイナ
素敵な花の香り
大好きな、愛しい我が家
Ku`u home i Lahaina
Me nâ pua `ala onaona
Ku`u home i aloha `ia
プアマナ
愛しの我が家、ラハイナ
素敵な花の香り
大好きな、愛しい我が家
Ku`u home
I ka ulu o ka niu
`O ka niu kû kilakila
Napenape mâlie
愛しい我が家
ココナツの木に囲まれた
威厳のある佇まい
穏やかなそよ風の中に
I ka ulu o ka niu
`O ka niu kû kilakila
Napenape mâlie
愛しい我が家
ココナツの木に囲まれた
威厳のある佇まい
穏やかなそよ風の中に
Home nani
Home i ka `ae kai
Ke kônane a ka mahina
I ke kai hâwanawana
美しい家
海岸に寄り添って建っている
明るい月と
波のささやきが聴こえる場所に
Home i ka `ae kai
Ke kônane a ka mahina
I ke kai hâwanawana
美しい家
海岸に寄り添って建っている
明るい月と
波のささやきが聴こえる場所に
Ha`ina `Ia mai ka puana
Ku`u home i Lahaina
I piha me ka hau`oli
物語は繰り返されていきます
愛しい我が家、ラハイナ
喜びに満ちた幸せ
Ku`u home i Lahaina
I piha me ka hau`oli
物語は繰り返されていきます
愛しい我が家、ラハイナ
喜びに満ちた幸せ
とてもやさしく緩やかな曲で、ラハイナの美しい自然の中にある私のおうちを、とても幸せに思っている女性の歌で、最後の、 I piha me ka hau`oli(喜びに満ちた幸せ)というところは、ほんとに幸せそうな振りで踊るのです。
さて、このラハイナ、テレビで見たことはあったものの、実際には少々がっかり・・・。京都の嵐山みたいに、お店がいっぱい建ち並んでいて、東京の原宿、京都なら新京極か、といった感じになっていました。
でも、がっかりしてはいけないようです。マウイ島は、なんせ、観光で成り立っている島なのですから、お店を出している人たちも生きていくために一生懸命なのでしょうから。
ラハイナは、もとは、ハワイの首都のあった町です。鯨がたくさん捕れて、鯨油が使われていた時代には、とても栄えた港町だったのです。
この建物の2階は、最も古いホテルで、現在もホテルとして営業中。
1階は、レストランやその他、いろいろなお店が並んでいます。
昔からの古い建物が、港町にたくさん建っていて、往時の賑わいを感じさせます。
たぶん、この港町の奥まったところに、この歌のような風景はあったのでしょうか。ココナツの木が揺れながらもすっくと建っている、美しい花に囲まれた私のおうち。
このあたりには、今でも鯨がたくさん泳いでいました。ラハイナからホテルのあるあたりに移動するとき、あちこちで鯨が潮を吹いているのを見ました。
広々とした草原を通り、ホテルの建ち並ぶあたりに移動しました。
これは、鯨の骨だそうです。
ホテルの建ち並ぶあたりには、ショッピングセンターもありました。
さて、マウイに行きながら、泳げない私はバスに乗って移動しただけでしたが、ほんとは、マウイはサーファーたちにとっての聖地と言われるところです。
貿易風のおかげで、世界中でもっともサーフィンに適した波がくるところだそうです。
聖地と聞いて、泳ごうと思っていくところではありません。基本、ハワイは波が高いので、サーフィンには適していても、泳ぐには危険。泳ぐ観光客は、たいていはプールで泳ぎ、地元の人たちは、波を弱めるために防波堤のようなものを海に作って、それらで囲ったところで泳いでいました。
マウイは、とってもいいお天気の続く島だそうですが、今度行きたいと思っているカウアイ島は、365日中360日が雨と言われている島だそうです。
雨は神さまからの恵み。カウアイ島の人たちは、雨をとてもありがたいものとしてとらえているそうですが、この島の雨は、洪水を起こすような雨もしばしばだとか。それでも雨は神さまの恵み。雨が降るからタロイモなどの作物が育つというわけで、大雨でも傘もささないのがハワイ流なのだとか。
そういえば、ハワイ島へ行ったとき、ちょっとした雨で傘をさしていた私たち日本人を、あちらの人はあきれてましたっけ。