HAWAII de お散歩 107 ~HAWAIIへの旅 4~

 
 
  ~HAWAIIへの旅 4~
 
 
 
                    マウイ島訪問  前半編
 
 
 マウイ島へはホノルル空港から30分で行くことができます。晴れていることがほとんどという美しい島でした。台風も来ないそうです。
 
 ハワイ島はダイナミックで野生的な島でしたが、この島は穏やかそうな島でした。
 
 でも、風はとても強く吹くことが多いそうで、台風は来なくても、しばしば台風みたいな風が吹くのだそうです。
 
 
 
                  マウイの空港前
 
 
 
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 空港からしばらくの道は、ひたすらサトウキビ畑が続きます。
 
 民家はまったく見あたらりません。自然を守るために、観光客用の建物も建てられていないそうです。
 
 煙突はサトウキビ工場の煙突。2年育てたら、このあたり一帯を火で燃やし、工場へ持っていくそうです。
 
 砂糖作りは主要な産業になっているのですが、後は、観光だけがこの島の暮らしを支えているのだそうです。
 
 
 
 
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 右も左もどこもかもサトウキビ。ざわわ、ざわわ・・・。
 
 マウイ島には自然を守るために、ごみも落ちてないのだそうです。島の人たちがきれいに掃除しています。治安もよく、島の人たちみんなが親戚みたいに暮らしているのだそうです。
 
 
 
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 ほんとうは、このあと、サトウキビ列車に乗って、小高い丘に登って、お昼もそこでいただく予定だったのですが、しばしばサトウキビ列車は故障するそうで、この日も故障。このサトウキビ列車は、昔、サトウキビ農園で働いていた人たちが仕事場へ行くのに使っていた列車です。今は観光用に列車が走っています。 
 
 
 私たちの乗った観光用のバスです。黄色いハイビスカスがハワイ州の花だそうで、このバスも黄色、運転手さんの制服のアロハシャツも黄色でした。
 
 
 
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 運転手兼ガイドのDINDOさん。カメレオンを拾ってきてくれました。あちこちにいるそうです。
 
 
 
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 DINDOさんは、とっても気さくな運転手さん。この島は観光しかないのに、お客さんが少なくて、3日もお休みが続いていて、やっとこの日、バスを運転できたのだとか。
 
 この間はお客さんがたったひとりで、ハレアカラ火山には行きたくない、お昼を食べましょう、ラハイナだけ連れて行ってくれたらいいといわれたのだとか。「とっても楽な仕事です~。でも、きょう運転したら、お客さん来ないから、明日からまたお休み」なのだそうです。
 
 私たちはハレアカラ火山には行ってほしいので、バスで山を登って火山まで。
 
 山に登っていくと、ハワイのいろいろな島が見えてきました。マウイの海は、貿易風のせいで、波が高く、サーファーからは聖なる海と言われている島です。
 
 たくさんの風車が立っているのも見えました。ソーラーエネルギーであったり、風力発電、火力発電で電気を起こしているので、自然が守られた島になっているそうです。
 
 
 素敵な別荘が建っていました。山とオーシャンビューの別荘です。
 
 
 
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 高原なので、ラベンダー畑が広がっていました。
 
 
 
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 富士山と同じぐらいの高さ、富士山と同じく休火山というハレアカラ火山の頂上には、ナサの展望台があるようです。
 
 
 
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 ハレアカラというのは、太陽の家という意味。
 
 休火山なので煙は出ていません。ハワイ島のキラウエア火山とは大ちがいでした。
 
 お日さまは、山の下から登ってくるそうで、ここでご来光を拝むととてもすばらしい景色を見ることができるそうです。
 
 また、ここの岩からは、ハワイアンダイア(緑色)が獲れるので、持って帰ってはいけないのだそうです。太陽の光で岩がきらきら輝いていました。
 
 
 
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 高山植物の銀剣草。高山植物の研究もされているそうです。
 
 長袖のコートがいるぐらいの気温。
 
 
 
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 高い山から下りてくるとき、みんなうとうと寝てしまいました。
 
 運転手のDINDOさんの話では、気圧の関係で眠くなるのだそうです。
 
 山を下りたとき、DINDOさんが、「みなさん、よく寝られましたかぁ~?僕もよく寝られましたぁ~~」
 
 愉快な運転手さんでした。
 
 
 さて、このあとは、いつもいいお天気なのに、唯一いつも雨が降るというIAO(イアオ)渓谷へ。
 
 IAO地区に入ったとたんにシャワーのような雨
 
 山に当たって、この地だけが雨になるそうです。
 
 料金所の前あたりまで行くと、急に渋滞。
 
 「料金所の人が話好きで、お客さんと長話をするので、いつも渋滞するんです~。時間ないねぇ。じゃあ、私は話、しないほうがいいよねえ。・・・ヤッホー」と言って、料金所を通り過ぎるDINDOさん。ほんとに愉快な人でした。
 
 そして、DINDOさんにヤッホーと声をかけられただけの、この料金所のおじさんはほんとに人のよさそうなおじさんでした。
 
 
 
                     IAO渓谷
 
 
 
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 渓谷を歩いたあと、お昼を食べにゴルフ場へ。ゴルフ場のレストランで、サンドウィッチをいただきました。
 
 あたり一面、ただただ草原。そんな草原の中に、ピンクの建物発見。
 
 DINDOさんの説明では、「あれがモンロ・ーハウスです~」マリリン・モンローの別荘らしい。
 
 その草原のおとなりにあるゴルフ場(となりと言っても、かなり離れていますが・・・)。
 
 広い広いゴルフ場で、人はまばら。こっちに二人、あっちに三人、・・・といった具合。広々とただただ広がる草原。
 
 
 
                レストラン前の景色
 
 
 
 
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 マウイは、サーファーにとっては、聖なる海。そして、あとは、ゴルフにやってくる観光客。観光地と言っても、あとは、西側の鯨の町ラハイナぐらいというのがマウイ島です。
 
 ワイキキとは大ちがいで、どこにも日本語は見当たりません。地元の人たちが、細々と観光客を待っているといった感じが、この島の東側でした。
 
 日本からの直行便が来ることになったから、ぜひ観光にきてほしいとDINDOさん。でも、まだ直行便はいつになるかはまだ決まってないそうですが・・・。
 
 
 
 では、次回は、私がもっとも観てみたかったラハイナを紹介します。ラハイナの曲をフラで踊ったものですから。