「枡形」と書かれたアーケード街
ここは、鯖街道の終着点の商店街です。
「京は遠うても十八里」といって、福井県小浜から鯖を運んだ昔の人たち
「今日も元気だ!」とのことですが、きょうはお休みのお店が多かった・・・。
このあたりに、お魚屋さんもあったように思ったんだけど・・・???
残念なことに、鯖寿司のお店もお休み・・・
こんな貼り紙が・・・
鯖寿司のお店とはいえ、こんな日もあるのですね。
新しくできたスーパーやドラッグストアなどもありましたが、こんな昔ながらのお店も残っていて、昭和の雰囲気。
そういえば、昔はよく「まっか」と呼んでいたウリ科のくだものがよく食卓に出ていました。皮の色はこんなのではなかったけど、あれは「まっか」ではなく、「まくわ」だったのかな。昭和30年代の一般家庭では、「まっか」は夏のくだものとしてよく食べられていたものでした。
さて、このあたり、高野川にかかる橋の上に立つと、大文字が二つほど見えます。
向こうの向こう真正面には、「妙法」の「法」の字が見えてました。
連日38度だった真夏の日も去ったようで、もうすっかり秋風が吹いて、まだまだ暑いとはいえ、爽やかな青空が広がっていました。
かっと照りつける太陽の光も残っているとはいえ、風がとても涼しく、園芸用品店の店先には、もうコスモス。
昔は、8月の終わりは、大好きな夏が終わって学校も始まるし、大っきらいだったけど、こんなに爽やかな秋風が吹いて、空の色もきれいで、なんてすてきな季節なんだろうとしみじみと思いました。よっぽど今年の暑さに参ったせいかもしれません。こんなに秋の始まりが素敵に思えたのは初めてでした。
お盆前からの長い夏休みを今年は取りました。明日からまた仕事再開で、忙しくなりそうです。でも、季節の変化がもたらしてくれるその時その時の美しさに目と心を向ける余裕だけは持ちながら過ごしていきたいものです。
そのためには、できるだけ時間を作って外に出て、歩いてくることが大切なのかもしれません。