ステンドグラスのランプ
~長浜・黒壁スクエアのステンドグラス体験教室~
きょうは長浜市の黒壁スクエアで、いとこがステンドグラスの体験教室のお手伝いをしているということなので、行ってみました。
まず、ガラスを選びます。
いろいろ合わせてみます。
ああでもない、こうでもないと、けっこうこれがむずかしい。
銅のテープをガラスのまわりにひとつずつ貼っていきます。
ハンダごてを使って、ハンダでくっつけていくのですが、
これがなかなかきれいにできず、ここから先、無言のまま
根を詰めっぱなし。
それで、できあがるまで、写真はまったく取れず・・・、必死。
ハンダでガラスとガラスをひっつけて、形を整えたら
そこへ劇薬に指定されているとかいう液を塗って
茶色い渋い色合いに仕上げます。
灯りをつけてみると・・・。
ハンダごての使い方がけっこうむずかしく、ていねいに作り上げるにはまだまだですが、それでも2時間で初めてのステンドグラス体験ができました。
長浜市は、今、NHKドラマの「江」でにぎわっています。
黒壁スクエアと呼ばれているあたりは、ステンドグラスだけではなく、吹きガラスなども体験できたり、あちこちに美味しそうなお店があったり、素敵なガラス製品の売られているお店があったりで、一日ではほんの少ししか見られませんでした。
きょうはまず、「翼果楼」(よかろう)という民芸調のお店でお昼をいただきました。
すごい行列。
2階から下を見る
昔よく食べた懐かしい鮒のお刺身もついていました。
近江牛の陶板焼き
お店を出ると、まだまだ長い行列が続いていました。
昼食後は、黒壁スクエアとは少し離れたところにある「成田美術館」で、ルネ・ラリックというフランスのガラス彫刻家の作品を見ました。
第一次大戦後のフランスの博覧会会場には、ラリックの大きな大きな噴水が作られたそうで、その噴水にたくさん並んでいた女性像も展示されていました。
16歳から美術学校でガラス陶芸を習ったそうです。
女性の姿が彫刻されたガラスの香水瓶も数多く展示されていました。
こんな芸術的な彫刻の施された香水瓶に入った香水を使っていた人は、優雅な暮らしをしていたのですねぇ。
豪華な列車の車室に飾られていたという彫刻もたいへん豪華なものでした。
フランスでは、日本の明治の時代にはこんな優雅な芸術作品が、裕福な人たちの暮らしの中で使われていたのですね。
ひとまわりして、美術館でお茶とお干菓子をいただきました。お庭を見ながらのんびりし、そのあと、長浜浪漫ビールに寄りました。
長濱浪漫ビール
レストランになっています。
昼食も済ませ、ちょっと立ち寄っただけだったけど・・・。
あんまりビールが美味しそうに思えて・・・。
みんなで顔を見合わせ・・・。
カウンター席へ・・・。
そして、・・・。
伊吹バイツエンが美味しいという人がいて・・・。
というわけで、ステンドグラスの体験教室の前に
1杯ひっかけたわけでした。
3時ごろ、叶匠寿庵でスウィーツをいただいてから、ステンドグラスをしようという当初の計画は、長濱浪漫ビールに代わってしまいました。
おみやげにビールを買って、瓶を下げて体験教室に行ったわけです。
まだまだ楽しめそうなところがいろいろありそうな、黒壁スクエア。
そして、湖のほとりには、長浜城もあります。
また今度、もう一度行ってみたいと全員一致。
長浜は、なかなか楽しそうなところでした。