京都deお散歩 89 ~南座~

 
 
 
               南座の舞台を経験してきました。
 
 
                   花道を歩いて舞台へ
 
 
 
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                    豪華な天井
 
 
 
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           花道の突き当りは、鳥屋(とや)と言います。
 
   花道から出てくる俳優や、舟・駕籠などの乗り物が出番を待つ場所です。
 
   鳥小屋のように小さい部屋なので、この名がついたとか。 
 

 
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    鳥屋の幕には穴が開いていて、ここから舞台を見て、出番を待っているのだそうです。
 
 
 
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   花道の舞台近くにあるこの場所は、「すっぽん」と呼ばれるところ。
   舞台が下りて、ここから役者さんが登場します。
 
   ここは、妖怪や何かの精、お化けなどが登場する時に使われるのだそうです。
 
 
 
 
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     舞台にも上がるところと下がるところが。両方とも経験してきました~
 
 
 
 
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            こんな感じに、上がったり下がったりします。
 
 
 
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           舞台が下がったところを奈落というそうです。
           こんなふうになっていました。
 
 
 
 
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                これは舞台が上がったところ。
 
 
 
 
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 また、舞台には、丸く回る部分もあります。後ろ側には次のシーンの大道具などがセットされ、回り舞台ですぐに次のシーンに早変わりするわけです。
 
 「せり」というようですが、舞台で1周回ってきました~
 
 
 さて、舞台に立って気がつくことですが、意外にも舞台からはどの席もはっきり見えるのです。
 
 3階席もはっきりよく見えます。歌舞伎は、灯りが少しついていますから、、居眠りしてたら、役者さんから見えているようです。
 
 
 
 
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       幕が下りるところです。幕の裏には、「火の用心」の文字が。
 
 昔はよく火事で芝居小屋が焼けたから、このように書かれているのだそうです。
 
 
 
 
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 最後に、「チョンパ」というのを経験させてもらいました。「チョン」という音がしたら、「パッ」と灯りがつくのです。これは、電灯がつくようになってからの演出方法です。
 
 真っ暗から、突然、「パッ!」ととても明るくなります。客席から役者さんたちが突然パッと明るく見える演出です。なかなかまぶしいものでした。そして、足元の電灯も結構明るくて、熱いのです。
 
 
     
  ミュージアムの小部屋には、いろいろな道具が展示されていました。
 
 
 
                 波の音を作る道具
 
 
 
 
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            最初はちょっとずつ、そして、ざざ~~っ
 
 
 
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                   雨の音を作る道具
 
 
 
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               いろいろな雨の音がこれで出せます。
 
               なかなか感じ出ます。
 
 
 
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              これは、蛙の鳴き声を出すもの。
 
 
 
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          こんなふうにこすり合わせると、蛙そっくりの鳴き声
 
 
 
 
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                 舟を漕ぐときの櫂の音
 
 
 
 
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               ぎぎぎ~~っという音
 
 
 
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              グルグル回して、風の音を出す道具
              回し方で、いろいろな風の音が出ます。
 
 
 
 
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             役者さん二人が中に入って、馬になります。
 
 
 
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          こんなふうに、役者さんの足が見えて、馬が歩きます。
 
 
 
 
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 松竹の社員の方が、とても楽しくわかりやすく説明してくださり、なかなか楽しいひとときでした。
 
 
 また、歌舞伎、観に行きたくなりました。
 
 
 
    きょうはいいお天気。南座近くの木屋町の桜もきれいに咲いていました。
 
    私は、この小さな川の流れる四条木屋町の桜が一番好きなのです。
 
 
 
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