コロナのワクチン接種を受けた翌朝、高熱とともに喀血。副反応として、血管に影響あるらしいので、関係あるだろうと主治医の先生は言われましたが、おそらく、因果関係なし、ということになるのでしょうね。
母もワクチン接種の1週間後でしたが、元気で病気などほとんどすることもなかったのに、突如脳出血で亡くなりました。1週間後なので、因果関係なしと言われましたが、ずっと気になっています。
息子の知り合いの友達も、ワクチン接種の3日後に脳出血で、助かったものの、字も書けない状態なのだとか。
因果関係なしということになっているので、ワクチン接種の副反応には明記されてないようですが、国会でも取り上げられていました。
4回目、ワクチン接種する勇気はありません。
と、いうわけで、このひと月、安静にしていなければならなくて、ずっと家でじっとしておりました。
落ち着いてきたら、ひまなので、テレビをみてましたが、あまりおもしろくなく、Amazonのプライムビデオで映画を観ようと思い、この頃は結構映画三昧です。
深刻な映画は疲れるので、この数日、コメディを観ることが多かったです。
おもしろい映画は気持ちが明るくなります。
その中でおもしろいな、と思ったのが、『鎌倉ものがたり』『ステキな金縛り』そして、今朝観たのが、『ラヂオの時間』といったものでした。
妖怪が町のあちこちに現れるのも楽しいのですが、悪い妖怪から逃げるのに、想像力を働かせると逃げ道が作り出されるというのはなかなかおもしろかったです。
それと、亡くなった人たちが黄泉の国で暮らしているというのもステキだなと思いました。
ステキな金縛り
以前映画館で観ました。主演の女優さんが深津絵里さんだったとは。『博士の愛した数式』の主演の女優さんも深津絵里さんだったとは。観ていた映画にいろいろ昔から出ておられたんだと今更ながら驚いてます。
幽霊を裁判に呼んでくるというのを本気でやってしまうところがおかしいのですが、幽霊が見える人と見えない人のちがいは何か?というのがおもしろかったです。
幽霊が見える人は、最近ついてない人、最近死を身近に感じた人、シナモンを食べる人、なんだとか。
シナモンはともかく、あとの二つはありうるなと思います。
ついてなくて最近何かにつけてうまくいってない、つまり、自信をなくしたり、不安な人だと思うのですが、そういう人で、何かで死を身近に感じたことのある人って、亡くなった人と妙に身近になってたりするのだと思うのです。亡くなった人に支えてもらっているのを感じたりとか。
新米でまったくうまくいってない弁護士だったのに、幽霊を裁判に呼んできて、アリバイ証明をしてもらうということに本気で取り組み、容疑者の無罪を証明した時、ほんとは一番会いたかった、亡くなってしまった父親の幽霊がすぐそばに来てくれているのに、もう幽霊が見えなくなってしまっているのです。やっと自信を持てたからなのでしょうね。
見えないけれども、すぐそばに父親が来てくれてることを教えてもらって温かなひと時を過ごすラストシーン。よかったです。
もう25年ほど昔の映画のようです。でも、すごくおもしろかったです。
ワガママな女優のために、主婦の新人作家の脚本がめちゃめちゃにされてしまうのです。
おまけに、その番組は、生放送のラジオドラマなのです。
放送間際に、ワガママな女優が名前が気に入らないと言い出し、彼女の機嫌を取るスタッフたちによって、とうとう外国人の名前に勝手に変えられてしまう。物語の舞台も日本からアメリカに勝手に変更させられてしまう。主役の女の人は、パチンコ店のアルバイトをしているということだったのに、そんな平凡なのはイヤだとワガママな女優がいう。その上、アメリカにはパチンコのアルバイトはない、ということでどうするか?ニューヨークの女弁護士がいいと言い出すワガママな女優。すると、相手役の俳優さんまで、自分だって漁師なんていやだ、外国人の名前のパイロットだ!と主張。
書き換え!
ダダダダダ!と機関銃の音をさせることになった。あ、それならギャングの街はニューヨークではなくて、シカゴだ、と言い出すスタッフがいて、番組の最中にまた脚本は書き直し。
新人作家の脚本では、男の人が波にさらわれ、それを助けて2人は恋に陥るということになっていた。あ、シカゴには海がない!ということに気づいたスタッフ。ダムならある、ということで、また脚本は、ダムの決壊と書き直しをさせられる。
相手は元々は漁師だったが、すでにパイロットに変更されていた!では、飛行機が行方不明になることにしよう、ということでまたCMの間に書き直しさせられる。
そこへスポンサーが、航空会社だったため、生放送中にクレームが!
宇宙に行ってしまって、戻ってこないことにしよう。また書き直し!
でも、そこで新人作家さんが、はじめて、書き直しはしたくない、とゆずらない。再会してハッピーエンドに意味があると主張。
ワガママな女優が、私はこんな人と別にもう会いたくないからこれでいいじゃない、と言い出すと、相手の俳優が、そんなことになれば、自分の出番が終わるではないか!と怒り出す。
こんなに話を変えられてはもはや私の本ではない!と作家さんがとうとう怒り出した。作家さんに同情し、見るに見かねたスタッフの一人が、悪戦苦闘しながら、作家さんの思い通り、再会、ハッピーエンドと話を元に戻していく。あれよあれよと思っているうちに、周りの人たちの協力のもと、やっともとの台本のせりふに話は戻り、突如、再会。感動的な台詞とともに、ドラマは終わる。
ドタバタの末、かろうじて話はまとまり、ラヂオドラマは感動的に幕を閉じたのであった。
なかなかおもしろかったわ、とワガママな女優が言う。スタッフたちは相変わらずワガママな女優のご機嫌とりをして、機嫌を損ねないように必死。
あれ?こういうことって、ありえないコメディーではなく、普通に職場である話では?
ワガママなだれかさんにみんなが気を使って、振り回される。それでも気を使ってみんなが合わせて、それでなんとかみんなでプロジェクト成功に持っていく。超ワガママな人は自分のワガママなんてまったく気付くことなく、結構楽しかったじゃない、とか言っている。相変わらずその人の機嫌を取る人たち。
職場でストレス感じるような出来事も、こんなふうにコメディにすると、笑える話に変わるのですよね、、、。
ありえない話がありうる話に思われて、おもしろかったです。
こうして毎日映画を観て過ごしていると、これもなかなかおもしろく、1日ひとつ、映画を観ようかなと思ってしまってる今日この頃です。
プライムビデオでは、以前にはかもめ食堂も観られて、いい時間を過ごしました。
この間の土曜日から、少しずつ外を歩く練習をしだしています。1ヶ月じっとしていたので、取り戻すのにはまた1ヶ月かかるのかな?と思いつつ、あせらず、少しずつ取り戻していこうと思います。
元気だとちょっとトライしていた物語を書くことなどなかなかできないのですが、じっとしていなければならない時ほど、いろいろと物語も書けて、それはそれなりに過ごせるものです。
コロナ、ほんとに早くなんとか収束してほしいものです。