京都deお散歩 79 ~金戒光明寺の蓮~

 
                 
 
                 黒谷 金戒光明寺の蓮
 
 
 
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            この池にかかる橋の名は「極楽橋
 
 
 
 
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               池のまわりの石の囲いの中に
 
          狂言師 茂山千五郎さん、茂山千作さんの名前が・・・。
 
          まあ、同じ黒谷、浄土宗のお寺にお墓があるのですね。
 
 
 
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 このお墓の南側の入り口に、小さいころからとても好きな場所があります。
 
 岡崎神社の横のみち。蝉しぐれを聞きながら、夏でも少しひいやりとした小道。
 
 
 
 
 
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 お盆が近づいてきました。毎年、このお寺にお墓参りにきますが、ここのお寺、今までも時代劇やサスペンス劇場によく使われていたのですが、ここ数年は、観光地にもなっています。
 
 大河ドラマの「お江」の供養塔があったり、来年の大河ドラマの主人公である新島襄の奥さんともゆかりのあるお墓だそうです。
 
 
 お墓参りにきたあとは、しばらくお盆の準備に入ります。六波羅のほうにお精霊さんを迎えに行くのが、浄土宗の習わし。
 
 中でも、10日に清水寺にお参りすると、千日参りをしたのと同じぐらいの価値があるとのことで、母は、娘時代には、家族の人たちと、10日に清水寺から六波羅に参ったのだそうです。
 
 そして、五条坂では清水陶器市も開催されます。そういうところをめぐりながら、仏壇の前にいろいろ飾りものをして、お盆を迎えます。
 
 
 このごろ、毎朝、蝉の声も盛んになってきました。5時ごろ、暑くて目覚めてしまうのですが、その頃から蝉がとても騒がしく鳴き出します。
 
 
 
                 ベランダには朝顔
 
 
 
 
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 私の大好きな季節でもありますが、あまりにも暑くて、寝不足ぎみです。
 
 昔の人の暑さからからだを守る感覚って、すごいなあと思うことのひとつが、このお漬け物。
 
 
 
               小茄子のからし漬けです。
 
                  京都のお漬け物。
 
 
 
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 昔はからしにそのまま小茄子が漬けられていたのですが、最近では、食べやすいようにか、からしの量が減らされた味付けになっていました。
 
 
 子供のころ、よく食卓に出ていたお漬け物です。小さい時、辛くて食べられない癖に食べては吐きだしていたお漬け物。
 
 
 からしにおなすを漬けるなんて、よく思いついたものです。カレーと同様、夏バテ対策になりそうなお漬け物だと思うのです。
 
 子供のころ、麦茶にはお塩を入れて飲んでいました。昔の人の暑さへの対処方法って、感覚や経験から来るものだと思うのですが、すごいなあと感心します。
 
 
 ここ数日、台風の影響か、風が吹き、今夜はめずらしくエアコンなしでも過ごせています。でも、この台風が通り過ぎると、また酷暑。そろそろ立秋で、残暑を迎えますが、37度の気温の中、10日には清水さんへ観音さま詣でに行ってこようかなと思ったりもしています。千日参りをしたぐらいのご利益が・・・、と欲張っています。