お盆の京都散策
お盆の13日、息子が一日だけ用事があって、京都に帰ってきました。
このあたり、昔はお墓があったあたりです。そのため、お盆をはさんだ夏の時期には、供養の意味をこめて、このような展示会が開催されているのだそうです。
お寺の中は、さすがに涼しげに見えます(見えるだけですが・・・)。
圓徳院(ねねが晩年過ごしたお寺です)
このあたり、妖怪や幽霊の絵入りの提灯があちこちに
涼しげに見えてますが、実際には、とても暑い。
その中、百鬼夜行絵図であったり、幽霊の絵などを観てきました。
また、高台寺では、さまざまな妖怪の絵と説明が展示されていて、妖怪オタクの息子は、暑い中、とてもうれしそうに一つ一つ見ておりました。私は、ぜんぜん効いていないエアコンのところでわずかな涼を取っていましたが、それでも、暑い暑い
なんせ、8月に入ってからというもの、京都では、まったく雨が降らず、気温は、39度とか38度とかが連日続いています。
それでも、朝夕は涼しくなったりもしたのですが、3日前からは、朝から猛暑。
外へ出るなり、汗が噴き出るし、お陽さまで肌はじりじり焼けそう。
高台寺ではお庭めぐりもできるのですが、お庭といっても、山道を歩くようなものなので、38度の気温では熱中症になりそうでした。この日は、用事があったので、タイムリミットで、お庭めぐりはできなかったのですが、そのおかげで熱中症にならずにすんだようなものでした。高台寺を出ると、のどが渇き、ひたすら自動販売機を探し求め、ガブガブと水分補給。立ってるだけで、汗が出てきました。
観光客の人たちが大勢でしたが、よくまあ、こんな猛暑の京都へようこそ、お疲れさまです。
毎日救急車が頻繁にサイレン鳴らして走っているような状態でしたが、きょうは久しぶりに37度。1度下がっただけで、なんだかやっと峠を越えたのかしらと期待してしまうのですが、それでも37度はまだまだきつい、きつい。
圓徳院を出たところには、都路里という甘党のお店があるのですが、そこも、また、祇園の都路里さんもそれはそれは大勢の観光客さんたちの行列、行列。外で並んでいるだけで熱中症になりそうで、あきらめて、お店の片隅で売っているソフトクリームを食べて、帰ってきました。
明日18日も37度とか、夜の天気予報。少し、ましになってきているみたいではありますが、外に出るにはかなりの勇気と覚悟がいります。
朝から猛暑となると、もはや早朝ウォーキングもきつくなり、ここ数日は運動不足気味です。
お盆は、京大病院はお休みではありません。空いているかなと思って、お盆に病院の予約を入れていたのですが、なんと!お盆の病院って、混んでいるのですね~~~!
さすがに若い人はあまり見かけませんでしたが、お年寄りはお盆には病院なのですねえ~~~。
空いている予定が混んでいたために、さんざん待って、待って、なんとか予約をこなしてまいりました。
病院前の横断歩道の信号待ちで、あまりの暑さに、お隣のお年寄りに「暑いですねえ」と声をかけられました。ほんとに声をかけずにいられないほどの、京都のお盆でした。