京都deお買いもの 56 ~お釈迦さんのはなくそ~

 
 
 
             お釈迦さんのはなくそ??
 
                    花供曽(花供御)
 
 
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 2月15日はお釈迦さんの亡くなった日。お寺では、旧暦の3月15日に供養が行われるようです。
 
 その日は、地域によって、いろいろなものが配られているようです。
 
 どうもお釈迦さんを火葬にした灰で作ったお団子を配り、お釈迦さんの供養をするようなのですが、京都では、子供たちに、昔は、「お釈迦さんのはなくそ」と教えていました。それで、子供たちは、「鼻くそ」だと思い、なんだか気持ち悪い感じ、でも面白い感じを受けていたのですが、実は、「花供曽(花供御)」と言って、ご飯やお餅を煎って、砂糖醤油と飴をからめたものだったようです。
 
 写真の花供祖は、真如堂で配られる田丸弥さんのお菓子です。
 
 東福寺はあられの中に黒豆を煎ったものをいれたもの。その他、お寺によっていろいろあるようです。
 
 旧暦で法事が行われるので、ちょうどお雛祭りの頃に食べるお菓子です。
 
 なんだか、関西の雛あられに形が似てるなあ。
 
 無病息災を願ってこのお釈迦さんのはなくそを食べます。