イタリア食堂 vicolo
路地、裏通りといった意味の、vicolo。
油小路四条をちょっとあがったところにある
こじんまりとしたとても落ち着いたお店。
10人ほどしか入れないのですが、ご主人と奥さんの目が
よく行きとどき、とても美味しいイタリアンをいただくことのできる
お店です。
前菜がとても凝っていて、美味しいのです。
きょうのトマトソースは、水菜とエリンギ
お野菜は、上賀茂の契約農家のもの
ホワイトソースは、海老と安寧芋
ここのホワイトソースもとても美味しい
きょうは、朝から、フラダンスの発表会の練習を、グループの人たち6人としました。
いつものように、私の家の居間がお稽古場に早変わり。
今回の曲は、「プア・カーネーション」。
カーネーションを恋人にたとえて、恋が実らない切なさを歌ったものです。
「戻ってきて」というところを踊る時、どんなふうに踊ればいいかな?と話合っていたら、とてもおもしろかったです。
この間、結婚したばかりの20代のさっちゃんという女性が、「私の経験から言うと、戻ってきてっ!!てあんまり必死に訴えたら、相手は引いてしまうし、ここはあんまり必死に踊らんほうがいいと思うねん。戻ってきてねと、ちょっとゆとり持ってな、まるでお母さんみたいにやさしい、踊るねん。そのほうがええと、私の経験から思うねん。」と言われるので、みんな笑ってしまいましたが、でも、その通り、その通りということになって、「戻ってきて」というところは、ちょっと微笑みも浮かべながらも、無理強いせず、ちょっとゆとりさえ感じさせるように、踊るということになりました。
これなら戻ってきてくれるかな?
ややこしいフォーメーションもなんとかクリア。先生が、「難しかったら、いいですしね」ばかり言われて、心配そうにされてましたが、これでだいじょうぶでしょう。
あと教室でのお稽古が1回と、ウィングス京都でのレッスン室を借りての練習が1回。それで本番。
ウィングス京都の練習は、24日の夕方、発表会は25日の夜。
みんな「空いてる!」ということなのですが、イヴの晩に新婚のさっちゃんまでいいのかな?
と心配していたら、「だいじょうぶ、だいじょうぶ。24日は、そのあと、ネイルサロンに行って、まつげもエクステしに行く」のだとか。
彼のために、ではなく、フラのために。
さて、私もこの間買ったつけまつげを上手につけられるように、また練習もしておかなくっちゃ。
おばあちゃんになっても、つけまつげつけて、髪飾りのお花もつけるんだろうなあ。
そして、「恋の切なさ、どういうふうに踊ろう?そういうときは、・・・」などと言って、練習するのでしょうか。
仕事もばらばら、年齢もまちまちのでこぼこグループなのですが、プライベートなこともいろいろ話をしたりもして、だんだんと仲が深まっていっています。6人中、3人は、娘ほどの年の人たちです。みんな一生懸命、しんどい仕事もがんばって乗り越えていっているようです。
お互いに、しんどい仕事に追われていると、仕事を離れて、年もまちまちなのに、いろいろ話をし合える友達を作るというのは、またひとつ、ささやかな輪ができて、楽しいことです。