京都deお散歩 25 ~廬山寺界隈(寺町広小路あたりから南へ)~

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 廬山時です。このお寺は、紫式部が結婚生活を送り、娘を育てた跡地にあるということで、有名なお寺です。
 
 源氏物語絵巻など、貴重な文化財も展示されていました。
 
 また、このお寺は、洛陽三十三所観音巡礼の第三十二番のお寺でもあり、如意輪観音菩薩が安置されています。
 
 残念ながら、1月3日と、2月3日以外は、観音さまはお顔を見ることはできませんが、写真で見ると、とてもやわらかいいいお顔の観音さまのようです。来年の初詣はこのお寺にしようと思います。
 
 ちょうど今、工事中で、建物全体は見ることができませんでした。
 
 中に入ると、源氏の庭と呼ばれているお庭があり、ここには、紫式部が暮らしていたことを記した石碑が建っています。
 
 紫式部がここで暮らしていたことは、昭和40年に、考古学者角田文衛博士によって、考証されたのだそうです。
 
 源氏の庭。
 
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 また、裏側には、こんなお庭も。
 
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 このあたり、御所の近くで、さまざまな観光スポットがあります。
 
 梨木神社。奥深い神社で、木々に囲まれ、いかにも神さまが住んでおられそうな神社でした。
 
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 梨木神社は、明治維新功労者の三条実萬(さねつむ)公、実美(さねとみ)公父子を祀った神社です。
 
 実萬公は、菅原道真の生まれ変わりと言われたそうで、学問の神さまのようです。
 
 境内はまさに新緑の季節で、もみじの緑もとてもきれいでした。
 
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 すぐ近くには、同志社創立者新島襄の旧宅址もありました。
 
 また、京都府立鴨沂高等学校の歴史的な校門も並んでいます。
 
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 この高校、とても古い歴史があり、戦前には、京都府立京都第一高等女学校といって、もっとも格式のある女学校でした。また、明治30年には尋常中学校だったのか、そこに明治天皇が来られたことを書いた石碑も建っていました。
 
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 すぐ近くが梨木神社だったから、参拝のあと、寄られたのでしょうか。