=暑さ寒さも彼岸まで=
~職場の彼岸花~
数年前の秋分の日、日帰りで熊本まで行ったことがあるのですが、その時、車窓からあちこちに彼岸花が咲いていて、この季節になると、その景色を思い出してしまいます。桜の季節も車窓からの景色は美しいものですが、真っ赤な秋の彼岸花が田畑とともに見えるのもまた美しいものでした。
まだまだきょうも暑い一日ではありましたが、それでも仲秋の名月、澄みきった夜空の星のきらめき、そして、咲き乱れる萩など、もうすっかり秋のようです。
~わら天神の萩~
先週、台風の雨が降る寸前に、孫の葵のお宮参りにわら天神に行ってきました。入口のところには萩が咲き乱れていました。
安産の神様、わら天神さん。赤ちゃんのお宮参りではありますが、無事産まれたことへのお礼参りでもありました。
大雨前の暑い日でしたが、ほかにあとふた家族がお宮参りに来られていました。京都の人って、知らない人にあまり声をかけたりしないのですが、おもしろいことに、お互いに近寄っては、赤ちゃんの顔を見て、「何カ月ですか~?」ととてもうれしそうに聞き合うのです。
ほかの赤ちゃんも、うちと同じで、3カ月前後でした。この夏の、38度、39度の暑さにお宮参りができなかったようですね。やっと9月のお休みになり、台風の大雨が近づいているにもかかわらず、大急ぎでお宮参りをしていた3家族でした。
彼岸花、萩、台風、仲秋の名月と、秋も本格的になってきましたので、きょうは夏物を片づけて、秋の物を出したりして過ごしました。
でも、まだまだ洗濯物はすぐに乾くし、暑い一日でした。
それでも、ベランダのミニ薔薇やエンジェルイヤリングは猛暑でバテていたのに、このところ、とても元気で、毎日花を咲かせています。おかげで、部屋のあちこちにミニ薔薇やエンジェルイヤリングの花を飾れるようになりました。テーブルの上には、もう花瓶が足りなくなったので、ガラスの使わないコップに花を切っては飾っています。
朝は蕾が開きかけたところでも、夕方にはすっかり花が開ききってしまうのですが、それでもテーブルや部屋が明るくなります。
で、うちのベランダの萩は、と言いますと、あいかわらず、今年も季節をまちがって、春にみごとに咲きましたので、秋にはわずかしか咲くことはありませんでした。
きっとまた来年の春に咲き乱れるのでしょう。江戸小紋という萩です。