九州の思い出パン
~熊本で買った金時さつまいものパン~
お芋は皮を残して角切りに。
クープを入れて、さつまいもをのぞかせます。
さつまいもには何と言っても黒ごまがピッタシの相性。
お芋がちょっと顔をのぞかせている
金時さつまいもパン、焼きあがりました
黒ごまって、なんて美味しいんでしょう
熊本で買った金時さつまいもは、とてもしっかりしていて、さいころ型に切って茹でたけど、型崩れがまったくありませんでした。
お芋には、はちみつをちょっと絡めましたが、できるだけお芋そのものの味を残しました。
もうひと種類買ったのは、紅はるか。こちらは少し柔らかめだとか。
母は、二日に1回は、父のおやつにお芋の蒸しパンを作っています。母の蒸しパンが美味しいと言って、息子の彼女が先日母にお芋の蒸しパンの作り方を習っていました。
母の姉は、戦争中、山科に買いだしに行って帰ってくると、お芋の蒸しパンを妹たちのために作ってくれたのだそうです。母はそれがとても美味しく思ったようで、今もその蒸しパンが懐かしく、よく作っているのです。
母の姉は、もう86歳ですが、いまだにまだパン教室をしています。娘時代から、それも戦争中で物資不足の中でも、リュック背負ってひとりで買いだしに行ってはパンを作っていたんだと伯母は言っていました。
秋になって、お芋の美味しい季節。
母も息子の彼女もしょっちゅうお芋の蒸しパンを作っているようなので、水前寺公園前の出店のおじさんに電話して送ってもらうことにしました。
秋には紅芋とか安寧芋とかが出るのだそうです。5月から7月以外は、一年中、いろいろなお芋を、それもお芋だけを作っている農家なんだと言っておられました。届くのが楽しみ。