熊本deお買いもの 72 ~紅はるかと金時さつまいも~

 
 
 熊本の水前寺公園前の出店で買ったさつまいもが美味しかったので、送ってもらいました~。
 
 
                  福永農園さんのお芋
 
 
           左が紅はるか        右が金時さつまいも
 
 
 
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 3キロ入りを送ってもらいました。実家には5キロ入り。
 
 どうも3キロ入りは箱が小さいからか、小ぶりのものが入っているようで、母からの電話では、5キロ入りの方は、「大きなお芋で、蒸したらすごく美味しかった~、今まで京都で買って食べてたのって、くず芋やったんやなあ」と感激の声。
 
 蒸して食べるのが一番です。特に紅はるかは、甘みがあって、柔らかいので、蒸すのに適しているのだそうです。
 
 これからしばらくは、毎朝、蒸し芋が朝ごはん。そして、職場にも蒸し芋をおやつ代わりに持って行くことにします。
 
 この時期、新芋が採れるころ。
 
 思い出すのは、子供の頃の地蔵盆です。この頃ではあまり見かけなくなったのですが、毎年、8月23日は各町内でお地蔵さまを祭って、子供たちのお祭りがありました。
 
 朝から子供たちが地蔵盆をしているおうちに入り浸り、遊びました。
 
 ゲームがあったり、くじ引きがあったり、お昼過ぎにはお坊さんが見えて子供たちは大きな大きな数珠をお経に合わせて回します。
 
 3時にはおやつに蒸し芋が配られました。
 
 というのは、近所にお芋屋さんがあったのです。そのおうちも友達の家なのですが、ものすごく美味しい焼き芋、蒸し芋、ポテトを売っていました。
 
 おじさんが大きな大きなお鍋のような鉄の釜で焼き芋を作っておられました。
 
 地蔵盆には蒸し芋というのがうちの町内の恒例でした。
 
 夜はゆかたを着て、子供たちが集まり、金魚すくいをしたりして遊びました。
 
 子供心に、「待ちに待った」ということばがぴったりの、朝からそわそわする年中行事でした。
 
 地蔵盆、お芋、ゆかた、というのが連想ゲームのように浮かんできます。
 
 美味しいお芋は、手の込んだケーキやパンに入れるより、そのまま蒸して食べるのが一番美味しいというのを、今回、つくづく思い、これからしばらくは、蒸し芋ばかりを食べようと思います。
 
 それと、もう一つのふかし芋の思い出は、入院中のこと。
 
 病気の影響で腎臓を悪くして、食事制限をされていたので、病院で出される食事以外には食べてはいけない!と強く強く言われていたのですが、それだけではとてもおなかが持たない・・・。お願いして、お願いして、やっと、お風呂上がりのおやつに(病院でのお風呂は、3時ごろなのです)、蒸し芋とトマト1個を許してもらいました。
 
 その夏、妙にトマトが美味しくて、真夏の真っ赤なトマトを毎日持ってきてもらい、お芋も蒸して持ってきてもらっていました。
 
 それが大きな病院での楽しみでした。
 
 退院したら、美味しいものがいっぱいあるので、トマトもお芋もあまり食べなくなってしまっていましたが、夏になると、思い出します。
 
 入院なんてしたくはありませんが、もしするようなことがあったら、病室での楽しみをたくさん作ることです。
 
 これを教えてくれた人は、最初の入院生活で知り合った、出版会社の女社長さん(といっても、若い方でしたが)。
 
 個室をまるでマイ・ルームのように模様替えして、病室だとはまったく思えないほどの居心地のよさ。退院する時には小さなトラックで荷物を運んで帰っていかれました。
 
 それぐらい、どんな暮らしでも楽しみを見つけるエネルギッシュさが大事なのだなあという大切なことを教えてもらいました。
 
 熊本の芋農園さん「福永農園」さんのお芋は、また秋にも頼もうと思っています。
 
 紫芋や安寧芋など、その季節季節に採れるお芋を送ってくださるそうです。
 
 連絡先は 096-232-0972(FAXも同じ)
 
 今回は、3キロ900円、5キロ1500円+送料(京都なら700円でした)。
 
 いっぱい入っています