雑感 22 ~ワイカロア~

 
 
 
フラダンスの練習を我が家で
 
 
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 5月の発表会を控え、そろそろみんなで合わせて練習を重ねて行く時期がきました。とりあえずは、まず、私の家で。
 
 というわけで、家具をみんな部屋の端っこにおいやって、練習場を作りました。昨夜は6人が集まり、2時間ぐらい、お稽古したり、お茶を飲んだり、でした。
 
 この次は、桜が咲く日曜日に、哲学の道の近くに住む人の家で、お花見がてら練習をすることになっています。
 
 今度の発表会では、「マイ・イエロー・ジンジャー・レイ」という曲と、「ザ・ロイヤル・ハワイアン・ホテル」という曲を踊ります。
 
 最初の曲は恋の歌。好きな人のことを思いながら、ジンジャ―の香りのするレイを首にかけるという歌です。レイをかけるというのは、愛の気持ちを表すのだそうです。
 
 もう1曲は、有名な老舗のロイヤルハワイアンホテルのCMソングだそうです。彼と一緒に、景色のいいピンクの宮殿のようなホテルに泊るといううれしげなCMソングなのです。
 
 これらは、もう以前に習った曲なのですが、今は、ワイカロアという曲を習っています。
 
 この曲は、マウイ島ハナを訪れた作者が、Waikaloaに住む友人の家で温かなおもてなしを受け、その時に生まれた曲なのだそうです。
 
 ハワイの人々が最も好む内容で、土地を賛美し、その土地の人々との温かなふれあいを歌ったものなのだそうです。
 
 
 
           ワイカロア
                  
                ジョン・ピイイラニ・ワトキンス作
 
 
       ここはワイカロア
       訪れる人をもてなす家がある
       温かな愛情があり
       友人が声をかけてくれる

 
       振り返り感謝を告げる
       美しいカウイキ
       そこはまた美しい
       灯台があります

 
       Uakeaという白い霧
       それはハナでは有名
       マールアルアの北風が
       ミスティーレインを運ぶよう

 
       このストーリーは告げています
       ワイカロアの名誉を
       訪れる人をもてなす家があることを
       本当に美しいところ
 
 
 ハワイのように美しい島なら当然のことだろうと思いますが、人々がゆったりと自然の中で暮らしていたら、その土地の美しさをたたえ、その土地の人々と一緒に話をし、食事をし、歌を歌い、楽器をならし、踊る、そんな温かいふれあいがあり、それを楽しむというのは、人が生きている中で感じるとても大きな意味のうちのひとつなのではないかとさえ思います。
 
 
 フラダンスというのは、そんな中で生まれた踊りなのだなと思いつつ、せめて曲に合わせて踊っているときだけでも、ゆったりのどかに、温かく、踊ってみたいと思います。