五条京阪の駅のすぐ近く
左側が麩のお料理のお店
右側が麩の販売と展示室のある建物
アンティークで、しかもモダンな感じの洋館
店内
生麩
きょう、買いに行ったのは、焼き麩。
すき焼きに麩を入れるのですが、
関東の人にはめずらしがられて、
あの麩はどこで買うのか、聞かれました。
うちの家ですき焼きをすると、いつも
麩が楽しみだと言われるのです。
それで、きょうは、彼女のために
麩を買いに行きました。
左がすき焼き用。右は丸い麩です。
半兵衛麩はとてもしっかりしているので、
煮崩れることはありません。
昔から麩は、おみそ汁の具として、
とてもなじみのあるものでした。
平安神宮のお池の鯉にも
麩をあげるようになっているのですが、
もちろんこんな上等な麩ではありません。
麩は、おみそ汁の具、鯉のえさとして、
子供のころからのおなじみのものでした。
二階の展示室では、お弁当箱の展示が
されていました。
昔の上等なお弁当箱がいっぱいありました。
めずらしい六角形の手提げ弁当。
こんな大きな手提げ弁当に
料亭のお料理でも詰めて
お芝居でも観に行ったのでしょうか。
展示室にはあちこちに休憩のための
椅子とテーブルが置かれています。
普段は、麩は、デパートで買っているので、久しぶりにお店にきたら、新しく、大きくきれいになっていてびっくり。
きょうはあちこち見せてもらってきました。
生麩はお鍋によく入れます。今なら紅葉の形の生麩をお鍋に浮かべてみると、ちょうどいいですよ。
お店ではお昼に麩を使ったお料理が食べられるのですが、めずらしいお料理なので、京都に来た人には喜ばれるのではないかなと思います。