3ヶ月ぶりの外の景色

今住んでいるマンションが、大規模修繕工事中で、8月下旬からずっと幕がかかったままでした。

 

晴れなのか、雨なのかもわからない状態で3ヶ月を過ごしました。

 

台風さえわからない状態だったぐらい。

 

それが今日、やっと幕が外されたのです。

 

まずは東側から青空が〜♪

 

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南側のベランダ側も幕が徐々に取れていきました〜。


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外が見える、それも青空が見えた!なんて素敵なことだろうと当たり前のことが今日はほんとに嬉しく思います。

 

昨夜も朝方まで雨が降っていたようですが、まったくわからずでした。

 

外に出て初めて、あ、雨上がりなんだ、とわかる始末。

 

雨上がりの午前中は、朝の散歩を樹齢400年のイチョウの木を見るために、西本願寺まで歩いてきました。

 

無骨な幹がなんとも重々しい。


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昨年、骨折して入院していた母のリハビリにと、このイチョウの木を見に行きました。

 

母は若い頃、短期間でしたが、西本願寺で働いていた時があったとかで、とても懐かしがって喜んでいました。

 

今は亡き母ともう一ヶ所、壬生の方の公園の見事なイチョウの木々を見にも行きました。また今度、その公園が金色に輝く頃、見にいって、秋の深まりを楽しんでおこうと思います。

 

まだマンションの工事の足場は取れていませんが、やっと陽射しが窓から入るようになりました。冬の陽射しらしく、部屋の中の方まで輝くように暖かな陽が射し込みます。

 

幕に覆われて、工事の音とほこりとニオイに悩まされた3ヶ月からようやく少しずつ解放されていきます。

 

そして、早いもので、酷暑の夏から冬の始まりへと季節が移り変わってしまいました。

 

地味なことでも、当たり前のことを当たり前に、丁寧に毎日を過ごし、少しでも自然の移り変わりを味わいながら暮らしていかなければ。

 

立原道造は、若くして、休日を自然とともに何もせずともこころ豊かに過ごせるコンパクトな家を構想していたとか。

 

私は今はもう毎日が休日なのですが、どのようにしてこころ豊かに美しいものを味わえる贅沢な暮らしをしていけばいいのかしらと、この冬は、わずかな自然のめぐみに触れながら、いろいろ考えて暮らせたらと思います。

 

また機会あれば、立原道造のヒヤシンスハウスを訪れたいなと思う今日この頃ですが、私のヒヤシンスハウスはどんな場所に、どんな建物にしたいのか、構想できればなと思います。