急な気温変化で少し体調不良でおとなしくしていましたが、久しぶりにいつもの散歩コースへと歩きに出かけました。
いいお天気だったので、いつもよりちょっと多めに歩くことに。
御池通りを小川通りまで歩くと、ちょっと気になっていたパン屋さん。
本店が奈良にあるパン屋さんで、アルペンローゼとは、スイス、アルプスの岩肌に咲く赤い小さな花の名前だそうです。
表とお店の中はちょっとしたカフェになっています。
石窯天然酵母のパンだそうで、ついつい買ってしまったのは、レーズン入りの玄米食パン、サンドウィッチ、ダークチェリーの菓子パンにシフォンケーキ。
御池通り近辺には、マンションがたくさん建ち、オシャレなお店があちこちに。
このパン屋さんはまだ行列はできてませんでしたが、次の通りの西洞院通りのパン屋さんは、開店前からすでに行列ができていました。
たぶん、雑誌に出たか、テレビで取り上げられたか、です。
このお店もそんなふうになってほしくないな、とついつい思ってしまうのです。そうなると、もう普通に買えなくなるのですよねえ。
先日、久しぶりに訪ねたパン屋さんも、雑誌やテレビで取り上げられたおかげで、朝早くからあっという間に売り切れてしまうのです。
大きなパン屋さんはまだそれでもパンは次々と焼かれていきますが、小さなパン屋さんは、行列ができたらあっという間にもう品切れ。そうなるとますます早朝から行列なのですよね。
喫茶店も同じです。昔は地元のおじさんたちが新聞読みながらのんびりコーヒー飲んでたお店も、雑誌に載ったり、テレビで取り上げられると、すっかり若い女性たちで行列できて、地元のおじさんたちは憩えなくなったみたいで、姿が消えてしまった喫茶店もあります。
また、今まではお客さんをあまり見かけなかった古い古い喫茶店だったのに、雑誌に出てから突如行列!
たいへんなこと。
普通に入れたり、普通に買えるお店であってほしいなというのが本音ですが、、。
京都は、パン屋さんがとても多い街なのだとか。パン屋さんが朝早くからあちこちにあると、豊かで幸せな気分になります。
それなのに、街なかのはずのうちの家の近所にはどういうわけかパン屋さんがない!ない!これが私と、同じく近所に住む私の友達の悩みの一つなのです🥺
パン屋さん!この地域、抜け落ちてます。気づいてくださーい、とパン屋さんを開きたい人に知らせたいものです。