セミが鳴き出すより早く、外からトントン、トントン、とカナヅチを叩く音。
5時ごろから町内の人や大工さんが山鉾建てです。
6時には集合の合図の太鼓の音。
女の人たちは、山鉾を曳く学生さんたちの着付けに忙しそうでした。
ようやく準備できたようです。
巡行はお天気のうちに無事終わりました。
そのあとすぐ、パパパっと後片付け。
町内の方から、ちまきやお供えのお餅などのお裾分けが配られて、そのあとはまるで、何もなかったかのように元に戻りました。
ハレとケの文化とはこういうもののようです。
疫病退散の願い事をかけて、祇園祭が始まったとか。
でも、大丈夫なのかなあ。