きょうのひと品 91 ~粕汁~

 
 
 大雪が降っている地域もあるようです。だいぶ寒い一日でした。
 
 昨日、近所のお酒やさんで京都伏見の富翁というお酒の酒粕を買いました。毎年今頃から店頭に置かれます。
 
 しっとりしていて、いかにも絞りたてという感じ。粕汁のおつゆに入れるとすぐにとろけてしまうぐらいです。
 
 粕汁には私はあまり具は入れないで、あっさりいただきます。大根、金時にんじん、おあげ、ちくわ(京都の人はこれぐらい、という人が多いのです)、そして、たまたまあった小芋を入れました。
 
 
 
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 富翁はまろやかであまり癖のない柔らかな酒粕です。まるであっさりしたホワイトシチューのように食べやすい。
 
 ただ、先日からの風邪がこじれていて、まだ鼻の具合がよくなくて、あまり匂いがしないのです。味はまろやかで美味しいというのはよくわかるし、急に食欲も出てきて、いっぱい食べてしまいました。ただ、近くで酒粕の匂いをかぐとわかるのですが、どうもまだまだ匂いがしなくて、風味がわかりません。
 
 この間、熱が降りたばかりのころ、外食の機会があったのですが、まったく美味しくない!!鼻の具合が悪くて匂いがわからないだけで、こんなにも美味しくないのかと驚きました。
 
 元気が出たら、昔、美味しいと思っていた英勲というところの酒粕を、伏見まで買いに行きたいものです。京都のお酒はまろやかなので、粕汁もマイルドです。インパクトのある辛口の酒粕って、どこの酒粕でしょう。辛口も食べてみたいものです。
 
 さて、私の風邪もなかなか後遺症が治まらないのですが、まだ約1週間なので、もう少ししたら元に戻るかな・・・。フラとタヒチアンで一緒に練習している人で、耳鼻科のお医者さんがおられるので、その方に相談していたら、診ていただけることに。阪急に乗って3つ向こうの駅まで行ってまいりました。いい感じの耳鼻咽喉科医院でした。フラとタヒチアンの顔しか知らなかったのですが、いつもとはちがった顔できびきびと働いておられる姿を見るというのもなかなか新鮮な感じでよかったです。
 
 さて、あとは、年明けに、広島の美和桜の酒粕を広島の人から持って帰ってもらうことになっています。広島のお酒は、今、朝のNHKのドラマで出てきますから、よく知られるようになったのでは・・・。
 
 朝ドラ「マッサン」を観ていると、サントリーとニッカの歴史がわかってなかなかおもしろいです。また、山崎の日本で初めてというウィスキーの工場のことについても、ドラマでちょうどやっていて、関心を持ちました。山崎って北海道ほどにすてきなところだそうなので、一度訪れてみたいと思います。
 
 酒粕は毎年、どこのが美味しいとか、今年のはいいとかよくないとか、いろいろ楽しむのですが、日本酒もウィスキーもそれぞれの思い入れがそこの味を作っているわけで、それを楽しむというのもおもしろそうです。今年は朝ドラの影響で、年末にウィスキーを買ってみようかしらと思ってしまっています