丹波篠山の黒豆
今が旬のようで、先日から二度も丹波の黒豆をいただきました。
一回目はとっても大きなおデブちゃんの黒豆でしたが、お塩を摺り込んでからお湯にいれたところ、とてもやわらかかったみたいで、3分もしたら茹であがり、お塩をたくさん入れたつもりがあまりしみ込みませんでした。
そこで、二回目にいただいたのにはお塩をもっとたっぷり摺り込んで、もっとたくさん入れて茹でました。
今回のは5分ほどで少し硬めにゆで上がりました。それでも大きなお豆なので、枝豆ほどにはお塩はしみ込みません。
でも、前回も今回も美味しくて、あっという間に食べてしまいました。
前回は黒豆ご飯にしました。
薄皮を剥くと、きれいな緑。
また、夏に旅した熊本で買ったさつまいもが美味しくて、なくなったら申し込んで送ってもらっています。
さつまいもの女王
紅はるか
私はこの紅はるかがかなり気に入っています。
茹でても美味しいし、アルミで包んで魚焼きグリルで約20分ほどでほっかほかの焼き芋になります。この焼き芋がまたすごく美味しい。
さつまいもの王様ともいえそうな
金時さつまいも
こちらもとても味がよくで、ふっかふかです。
母は、毎日のようにさつまいもの蒸しパンを作っているようで、
帰ってくると置いてあります。朝ご飯にいただきます。
新米も届きました。楽しみにいただくことに。
秋、こうして美味しいものを毎日楽しみながら、今、沖縄戦の本「いくさ世(ゆう)を生きてー沖縄戦の女たちー」(真尾悦子、筑摩書房)を読んでいます。ほとんどろくなものを食べることもなく、20日ぐらいもの間、爆撃の中を逃げ続けた家族のことを、生き抜くことができた女性たちが語っているのを記録した本です。第28回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になった本だそうです(1981年に発行)。
息子が生まれる少し前にでき上がった本のようです。そんな時代でも証言をする人たちにとっては、まだまだ戦争は深い傷痕を疼かせていたようです。
先日、アメリカ兵がまた沖縄で女性にひどいことをして、沖縄の人たちがたいへん怒り、訴えておられましたが、戦争はその後もずっと続いていたということを教わるような話が語られています。
同じように、韓国や中国の人たちが、ヒステリックに日本に怒りをあらわにされるのもまた、同じように日本がひどいことをしてきたからなのだろうと思わざるをえない気がします。
先日、こんなものが届きました。
これは、ユニセフの募金を10年間続けたお礼にと送ってきたものでした。
時々テレビで募金の呼びかけがありますが、ユニセフのマンスリー・サポート・プログラムです。
月々3,000円の募金が呼びかけられています。
以前、クレジットカードでいろいろ買いものをし、カードの請求書をもらったとき、そこにその募金のことがよびかけられていました。
とても後ろめたい気持ちになったのです。自分はこんなふうに買い物をして、楽しんでいるのに、世界には戦争や飢餓で苦しんでいる子供たちがたくさんいるということに。
それで、ひと口でしたが、申し込んで、毎月自動的に3,000円が引き落とされていました。
もうそのカードは最近使っていないカードで、そのためだけに年会費を払っているので、一度、もう解約しようかとも思ったのですが、やはり自分だけ平穏に暮らせて贅沢をしていることに後ろめたく、そのままにしてあったのです。
10年を迎えましたということで、こんなお礼の表彰状のような置き物をもらうと(置き物になっています)、それもまた後ろめたく思いますが、それでもなんだかとてもうれしく覚えました。勤続○○年の表彰状をもらった時にはそういううれしさは全然感じなかったのですが、知らず知らずのうちの引き落としとはいえ、続けていてよかったと思いました。
この10年間に、世界の5歳未満の子供の死亡数は、1,200万人から760万人に減ったそうです。はしかによる子供の死亡は、53万5,000人から13万9,000人に、学校に通えなかった子供は、1億1,500万人から1億100万人に減ったとのこと。
それでもまだまだ多くの子供たちがつらい思いをして、その親たちも悲しんだり苦しんだりしているのですから、これからも続けようと思いました。
連絡先は、0120-2794-52(つなぐよ、子に)です。
秋は、収穫に感謝して、各地でお祭がありました。そういう感謝の気持ちを持つことはとても大切なことだと思います。毎日食べすぎるほど食べたり、買ったりしていますが、一つ一つ感謝すれば、そういうことも反省しなくては、と思います。
秋の味覚、ささやかに、感謝して、いただくことにしたいと思います。