美味しいクッキーを焼きましょう!
抹茶クッキーとシナモン・ジンジャークッキー
ぱんdeおしゃべり******************************************************
小さい頃食べたクッキーといえば、缶に入った泉屋のクッキーを思い出します。硬いめのクッキーで、焼き色の濃いクッキーです。それは、どなたかからもらったときにだけ食べられるクッキーでした。
小さい頃は、スーパーのようなお店はまだなくて、家のすぐ近くには、エミヤさんというお菓子やさん
がありました。エミヤさんはおじさんとおばさんのふたり暮らし。それと、お店の横には、チャボがいました。
毎日のように母にエミヤさんまでお菓子を買いに連れて行ってもらっていました。大好きだったのは、パイナップルの形をしたアイスキャンデー。お店の奥のほうで静かに座っておられるおばさんとは対照的に、マクドナルドのおじさんにそっくりなエミヤのおじさんはいつも子供たちに声をかけに出てこられます。
小学校に行くようになると、学校からの帰り道、もうすぐ家というところまでくると、エミヤさんがあり、いつもおじさんが「おかえり~」と手をあげて大きな声で、迎えてくれるのです。私と、私の家のすぐ近くに住む「マーちゃん」と呼んでいた男の子は黄色い帽子をかぶりながら、毎日、「ただいま~」と答えて、エミヤさんのお店の前を通り、お店の角をまわり、マーちゃんと一緒にチャボをみます。
ある時、私は学校の帰り道、ひとりだったのですが、とてもしんどくて、どうも顔色も悪かったようです。黙ってエミヤさんの前を通って帰ったようです。そうしたら、まもなくエミヤのおじさんが、「なんか様子がおかしかった。ただいまも言わないで帰ってきた。だいじょうぶか?」と心配して家まで来られたそうです。
おじさんは、年をとってエミヤのおじさんになる前は、市会議員だったようです。それできっとお店の中から市民を守るように粟田の住民の様子をいつも見ておられたのでしょう。特に子供とチャボが好きだったようで、チャボのめんどうはいつもおじさんがみておられました。
エミヤさんのおとなりは、焼き芋屋さん。ここのお芋はほんとにおいしかったのです。「カヨちゃん」という、私より少し年上の女の子がいて、いつも遊んでいました。
エミヤのおじさん、お芋やのカヨちゃん、いつも一緒に手をつないで帰ったマーちゃん。家の向かいには線香やの「マリちゃん」。
マリちゃんの家は、お父さんがいつも家に入ったところでお線香を作っておられました。1台の機械が動いていて、細い柔らかい緑色のお線香がゆっくりと何本も出てくるのです。それを長い板で受け止めて、板に合わせてさっ、さっ、とお線香の長さに切っていくのです。来る日も来る日もお線香作り。いつ見てもお線香作り。一年中お線香作り。横でお母さんが出来上がったお線香を束ねて商品にしていかれます。
そのすぐ近くに、豆やさん。ここの豆とあられはとてもおいしかった。ガラスのケースにおかきやあられ、炒ったおまめが売られていました。ここは、豆やの「シュウちゃん」のおうち。今ではもうそういったお店はすっかりなくなってしまいました。
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抹茶クッキーは柔らかいサクサクしたクッキーです。私は抹茶が好きなので、パンにもクッキーにもよく抹茶を使います。抹茶の代わりにココアのパウダーを入れてみてもいいかと思います。
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【抹茶クッキー】
薄力粉 250g
グラニュー糖 80g
無塩バター 150g
卵黄 2個
抹茶 大さじ2(お好みで調節)
スライスアーモンド
.丱拭爾麓鴫垢婆瓩掘▲椒Ε襪貌?譴討笋錣蕕くい練る。グラニュー糖を加えてよくすり混ぜ、卵黄も加える。
薄力粉、抹茶をふるい入れ、さっくりと合わせる。
クッキーの大きさの長方形に形づくり、冷蔵庫で冷やす。
だ乎呂固くなったら1cmの厚さに切り、クッキングペーパーを敷いた天板に並べ、アーモンドをのせる。
ィ隠牽暗戮韮隠機腺横以焼く。
焼けたら網にのせて冷ます。
【シナモン・ジンジャーのクッキー】
薄力粉 150g
無塩バター 80g
三温糖 80g
卵黄 1個
シナモンパウダー 大さじ1
しょうが汁 大さじ2
.丱拭爾鮗鴫垢婆瓩靴謄椒Ε襪貌?譟△笋錣蕕く練る。三温糖を加えてよくすり混ぜ、卵黄を加える。しょうが汁、シナモンパウダーを加える。
薄力粉をふるい入れ、さっくりと混ぜる。
9覆蟒个径泙貌?譟▲ッキングペーパーを敷いた天板に絞り出し、170度で18~20分焼く。
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