きょうのひと品 89 ~モロヘイヤとなめことお豆腐のお味噌汁~

 
 
 
           ~モロヘイヤとなめことお豆腐のお味噌汁~
 
 
 
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 夏はモロヘイヤでからだの調子を整えられるようです
 
 カラダの抵抗力を高めるβ-カロテンやビタミンC
 疲労回復を促すビタミンB1ビタミンB2、ビタミンE
 カルシウム、マグネシウムカリウムなどのミネラルもたっぷり。
 
 以前、にんにく、たまねぎ、豚肉と合わせたモロヘイヤのスープを紹介しました。
 
 にんにく、たまねぎ、豚肉だけでも夏バテ防止にはとてもいい食材ですが、そこへモロヘイヤのこのネバネバがプラスされると、夏には最高のスープとなります。
 
 
 
 今回は、お味噌汁に入れてみましたが、にんにく、たまねぎ、豚肉との相性がいいので、今度はカレーにも入れてみたいと思います。
 
 細かく切れば、よりネバネバして、夏でも食欲をそそる口当たりとなるようです。
 
 台風が通り過ぎてからのここ数日、気温があまりあがらず、エアコンなしで過ごしています。
 
 昨日から父が白内障の手術を受けるために入院。今朝、無事手術は終わりました。明後日には退院できるのですが、まだもう片方の目の手術が9月に待っています。
 
 母が付き添っての入院なのですが、なんせ二人とも80歳をすでに超えている夫婦です。慣れないところへ来たら、右も左もわからなくなり、おろおろしてしまう85歳の父親。耳が少し遠い母親。このコンビでは、お医者さんの説明も看護師さんの話もまともに聞き取れていないようです。それで、介護というにはまだたいしたことはないのですが、私が付き添わないとどうしようもない様子なので、昨日から付き添っています。
 
 すべて私がきちんと聞いておかないといけなかったり、やはり年寄りの手術でこちらも神経を使うことや心配することもあり、昨日はだいぶ疲れて帰ってきました。
 
 また、病院の付き添いって、大してすることもないので、じ~~~と座って、たまに来られる看護師さんやお医者さんの言われたことを聞いて、何度も何度も同じ事を年寄りたちに繰り返して伝えるわけです(耳の少し遠い母は、ひとつの単語を聞いては勝手に解釈して思い込むので、なかなかたいへん)。
 
 病室にじ~~~と座っているというのは、海外旅行で飛行機に乗っているようなものです。それだけで疲れます。
 
 で、きょうはとにかく栄養をと思って、モロヘイヤを食べてみたくなったわけです。
 
 動かず食べてばかりいると、せっかくダイエットしたのに台無しになりそうですが、でも、今は栄養だけはつけてバテたり疲れたりするのを避けなくては。
 
 だいぶ涼しいので、今夜もぐっすり寝られそうです。夜はこれから久しぶりに二条城の周りをウォーキングしてこようと思います。ようやく股関節の痛みもましになってきています。
 
 夏は一にも二にも体力!!
 
 さて、父の手術をしてくださったお医者さんは、50代後半ぐらいの女性。眼科の部長さんだそうです。朝一番に声をかけに来てくださったり、手術後には病室を訪ねてくださったり、また私が帰ってからの夕方前にも病室を訪ねてこられたようです。
 
 どんな仕事もそうですが、相手の気持ちを思いやり、今すべきことを丁寧にやり、人と人との関係をきちんと作っていける人というのは、一度会っただけで信頼してしまいます。
 
 最初、入院した日の夕方、病室に訪ねてきてくださいました。落ち着いたベテランの方だということは、ひと目でわかりました。そして、とても気さくな方でした。
 
 「明日は○○さんは何もしていただかなくていいですよ。がんばるのは私のほうなので、私ががんばりますね!」と笑って行かれました。
 
 朝一番に来られたときも、「では、これから私、がんばりますね!」と言われていました。
 
 手術中は、「上向いてください。そうです、そうです、わあ~、すごくやり易いです。」というふうに常に声をかけ続けて、てきぱきとされていたそうです。きちんと手術もしてくださったそうで「だいじょうぶです。あさってには退院できますよ」と手術後、すぐに言いに来てくださいました。
 
 年寄りで、おろおろしている相手の気持ちにもきちんと向き合って対処する。そして、腕もいい。こういう人がプロフェッショナルなんだなあとつくづく思いました。私も仕事を続けています。こういう姿勢を見習って、しっかり相手と向き合って、いい仕事をしていかないとと思いました。
 
 いい方に出逢いました