干しいちじくとオレンジのライ麦パン
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胡桃のライ麦パン
このごつごつとした素肌美人ではないパンは、ドライフルーツや胡桃の入ったライ麦パンです。
素肌美人ではありませんが、なかなかいい味わいのあるパンです。
特にドライフルーツを入れた方が私は好きなのですが、今回は、冷蔵庫にたくさんあまっていたオレンジピールに干しいちじくをゴロンと切って入れてみました。
きょうは朝からの大雨、そこへマンションのガラスが割られるという事件であれこれしていたので、しばしば放りっぱなしにしたままになってしまいながらのパン作りでした。でも、案外、パンって、ほっておいてもそれなりに美味しく焼けるみたいです。
そういうと、先日は、水を入れ過ぎてべちゃべちゃでしたが、それでもちゃんと美味しく焼けていましたっけ。
でも、ライ麦は、小麦粉よりたっぷりと水分を吸収するので、しっとり仕上がる特徴があります。
そこで、ライ麦と小麦粉を混ぜたパンは、少し重たくて、しっとりしたパンに焼きあがります。
またライ麦は、小麦粉がからだを冷やすのに対して、からだを温めるそうです。色のついた粉は、からだを温めるということのようですので、おうどんよりもおそば、白米よりも玄米のほうがからだが温まるのだそうです。それでおそうめんは、夏向きなようです。
そういえば、ライ麦パンは、シベリアに抑留されていた伯父があちらでいつも美味しいのを食べさせてもらっていたのだそうですが、寒い地方にはからだが温まるライ麦のほうがいいのでしょうね。その土地で獲れるものって、自然とうまくできているようです。
【材料】 3個×2種類
塩 小さじ1/2、サワー種、ぬるま湯 95ml、ショートニング 10g、くるみ 30g
220度で10分焼き、その後180度で7分焼く。