ぱんdeおしゃべり 131 ~干しいちじくとオレンジ、胡桃のライ麦パン~

 
 
                    干しいちじくとオレンジのライ麦パン
                                                    & 
                           胡桃のライ麦パン
 
 
 
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 このごつごつとした素肌美人ではないパンは、ドライフルーツや胡桃の入ったライ麦パンです。
 
 素肌美人ではありませんが、なかなかいい味わいのあるパンです。
 
 特にドライフルーツを入れた方が私は好きなのですが、今回は、冷蔵庫にたくさんあまっていたオレンジピールに干しいちじくをゴロンと切って入れてみました。
 
 
 
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 きょうは朝からの大雨、そこへマンションのガラスが割られるという事件であれこれしていたので、しばしば放りっぱなしにしたままになってしまいながらのパン作りでした。でも、案外、パンって、ほっておいてもそれなりに美味しく焼けるみたいです。
 
 そういうと、先日は、水を入れ過ぎてべちゃべちゃでしたが、それでもちゃんと美味しく焼けていましたっけ。
 
 ライ麦は、捏ねても捏ねてもグルテンはできません。そのために、ずっしりと重たいパンに焼きあがります。たいていは、小麦粉と混ぜて使うのが一般的です。
 
 でも、ライ麦は、小麦粉よりたっぷりと水分を吸収するので、しっとり仕上がる特徴があります。
 
 そこで、ライ麦と小麦粉を混ぜたパンは、少し重たくて、しっとりしたパンに焼きあがります。
 
 またライ麦は、小麦粉がからだを冷やすのに対して、からだを温めるそうです。色のついた粉は、からだを温めるということのようですので、おうどんよりもおそば、白米よりも玄米のほうがからだが温まるのだそうです。それでおそうめんは、夏向きなようです。
 
 そういえば、ライ麦パンは、シベリアに抑留されていた伯父があちらでいつも美味しいのを食べさせてもらっていたのだそうですが、寒い地方にはからだが温まるライ麦のほうがいいのでしょうね。その土地で獲れるものって、自然とうまくできているようです。
 
 
【材料】 3個×2種類
 
(サワー種)
ライ麦粉40g、ドライイースト小さじ1/2、ヨーグルト50ぐぉ混ぜて、32度で約1時間おいて、1.5倍に膨らませたもの
 
強力粉 120g、ライ麦粉 40g、ドライイースト 小さじ1/2、砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/2、サワー種、ぬるま湯 95ml、ショートニング 10g、くるみ 30g
干しいちじく 25g、オレンジピール 20g、仕上げ用ライ麦粉 大さじ1
 
220度で10分焼き、その後180度で7分焼く。