にんにく風味の野菜とフランスパンのスープ
久しぶりのいいお天気。休日の朝は、ゆっくり朝食。
あとこれだけ残ったフランスパン。
今朝はこのフランスパンで、スープを作ることにしました。
オリーブオイルを使って、にんにくを色づくまで炒めます。
玉ねぎの粗みじん切りを炒め、しんなりしたらフランスパンを一口大に
切ったものを炒めて、オリーブオイルをなじませます。
粗く刻んだブロッコリー、小口切りにしたアスパラガス、
5mm幅に切ったベーコンを加えて軽く炒めます。
あとは、スープをカップ1と黒コショウをふって、3分ほど煮て、
できあがり。
待ちに待ったゴールデンウィーク。明日は仕事なのですが、それでもきょうはお天気もいいし、気持ちのいい朝で、早起きしました。
さて、きょうは家のおそうじです。そして、お客さまをお迎えする準備をします。
せっかくのお休みなので、ゆっくりしていたいのですが、どうしても宿泊先が見つからなかったタイの高校生をひとり、2泊3日だけでいいから預かってほしいと頼みこまれ、とうとう断り切れず・・・。
連休の前半は、朝ごはん、お弁当、夕ご飯をきちん、きちんとつくるはめに。
何が困るかというと、私は今、ダイエット中なのです。
せっかく2キロも減らしたのに、一緒に食べていたのでは、また戻ってしまいます。
さて、誘惑にまけないように、マイペースを守るには、どうするか、ということで、溜息をついているところです。
タイは、英才教育が行われ、貧富の差もわりとあるようです。裕福な家庭の子供たちは、4歳から英語を教えられ、高校生になると、首都バンコクへ行き、寮生活をしながら勉強する子供たちが多いとか。
以前も2週間ほど預かったことがあるのですが、彼女もとても優秀な生徒でした。アメリカでの高校生の数学の大会で優秀な成績を収めたとのこと。
彼女の場合は、プーケットで生まれ、父親は海老の養殖家。母親は大学教授。姉は、東京の歯科大学生。
お姉さんは、日本に来て、1年後には歯科大学に入学しています。彼女も、日本に来た時はほとんど日本語が話せなかったのに、1年半後には日本の大学に入学。
お姉さんは自費留学だったそうですが、彼女は国費留学で、日本で学び、タイに帰って国のために働くということでした。
学校生活について、いろいろ聞いていたとき、驚いたのは、彼女から定期考査の質問を受けた時。
「日本では国語だと何冊の本が課題として課せられるのですか?」と聞かれました。???何冊???
つたない英語で聞き返したけど、やっぱり、「何冊」。
「んんん・・・、15ページか20ページぐらいかなあ???」と答えたら、あちらも「???」
タイでは、国語の定期考査では、50冊の本を読むことが課せられて、口頭試問が行われるということでした!!
どうも勉強の量が日本とぜんぜんちがうようです。
だから、日本に来て、1年も経てば、日本語ぺらぺらになり、大学生にもなれるようです。
一緒に暮らしている間は、コナンの漫画が大好きというごく普通の高校生のようでしたが、その日、私から教えてもらったことなどはきちんとノートに書いていました。興味関心がすごかったことが印象的でした。
首都バンコクの、彼女の高校は、日本なんか問題にならないほどの設備の整ったすごい学校のようです。優秀な生徒が多く学んでいるようで、ほとんどの生徒が、アメリカか日本の大学に入学して、国の発展のために学ぶのだそうです。
さて、今度はどんな女の子がやってくるのでしょう。では、これから、ベッドルームの用意などいたします。