穏やかな晩秋の日曜日
バナナと胡桃で簡単パン
バナナを買った時、よく作る簡単パンです。小1時間ででき上がります。
① バナナ120g(大1本)をフォークでつぶし、お砂糖30gレモン汁小さじ2を加えて混ぜ、15分ほど置いておきます。
②バター60gを泡だて器でクリーム状に練り、お砂糖35gとお塩1gを加えてよく混ぜます。
③溶いた卵60g(大1個)を少しずつ入れ、混ぜます。
④強力粉150gとベーキングパウダー3gを合わせてふるい、③に入れ、木じゃくしで切るように軽く合わせます。
⑤置いておいたバナナと混ぜます。
⑥胡桃をトースターで少し炒り、細かく切って、混ぜます。
⑦ブランデーをちょっと入れて、型に流します。
⑧180度で25~30分オーブンで焼いたら、でき上がり。
もっちりした簡単パンです。甘さ加減もちょうどいいので、おやつにちょうどいいパンです。
さて、きょうは朝から暖かいので、窓は開けたまま。掃除をし、いつものようにテレビはかけっぱなし。
木下大サーカスが最近では大人気で、先日の神戸公演では指定席は既に売り切れ、自由席は長蛇の列だったとか。
人気の秘密は、・・・・・・。
ライバルだったサーカス団がなくなってしまったので、木下大サーカスに優秀な人たちが集まってくることと、もうひとつは、ディズニーのショーを手掛けた有名な海外の演出家に、サーカスの演出をお願いしたので、ディズニーに負けないほどのショ―が催されることになったということでした。
なるほど、妖精のようなバレリーナが出てきて始まりを告げ、テレビで見ていてもひやひやするほどの演技がセンスのいい照明と音楽を背景に行われていました。
それに、猛獣ショーは、海外でさまざまな賞を取っている猛獣の調教師によるもの。ライオンとトラの間に生まれたというライガ―という猛獣もいるのだそうです。
象はショーが始まる前に、調教師に鼻で自分の足につけてもらう衣装をひとつずつ渡し、衣装を足につけてもらったりしていました。調教師の人はタイの人だそうで、象とともに、タイから呼んできたのだそうです。
テレビで紹介していたものだけでもかなりの迫力で、目の当たりにあんなひやひやするものを見るだけの勇気のない私には、あの番組だけで十分楽しめました。
さて、私にはサーカスについては、小さい頃の懐かしい思い出があります。
岡崎にサーカスが来ていたようで、白川が流れる近くの空き地に象が置かれていました。それを母に連れてもらって、毎日見に行ってました。サーカスなんて連れてもらえなかったので、小さい私には、その象を見ることがサーカスでした。
小さい頃は、丸山公園のところに、馬場があって、その馬も見に連れてもらったように思います。
サーカスにはなんとなくさびしいようなイメージがありました。
昔のお話では、よくサーカスに売られるということが出てきていました。ピノキオもそうでした。
小さいころの私は、サーカスって、売られた人たちが親方に演技をさせられていると思いこんでいました。だから、なんだかもの悲しい郷愁がありました。
数年前、初めて木下大サーカスの京都公演を見ました。今では体育大学の学生さんの就職先になってるんかなと思うほど、体操系の人たちがたくさんいるということを知りました。
薄暗いテントの中で、昔、そんなことを思っていたなあと思いながら、見ていたのですが、今ではすっかり様子も変わり、ディズニーに負けないほどの音楽や照明の演出で大人気になっているようです。おかげでチケットを取るのもたいへんそうで、当日券なら何時間も並び、ちょっと気軽にサーカスにでも、というわけにはいかないようですよ。
中原中也が「ゆやゆよ~ん」と歌ったころとは、もうすっかりサーカスのイメージは変わってしまったようで、今や、華々しいショーのようです。
サーカス
幾時代かがありまして
茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました
幾時代かがありまして
今夜 此処 ( ここ ) での 一 ( ひ ) と 殷盛 ( さか ) り
今夜此処での一と殷盛り
サーカス小屋は高い 梁 ( はり )
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭 倒 ( さか ) さに手を垂れて
汚れ木綿の 屋蓋 ( やね ) のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
それの近くの白い灯が
安値 ( やす ) いリボンと息を吐き
観客様はみな鰯
咽喉 ( のんど ) が鳴ります 牡蠣殻 ( かきがら ) と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
屋外 ( やぐわい ) は真ッ 闇 ( くら ) 闇 ( くら ) の 闇 ( くら )
夜は 劫々 ( こふこふ ) と更けまする
落下傘奴 ( らくかがさめ ) のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました
幾時代かがありまして
今夜 此処 ( ここ ) での 一 ( ひ ) と 殷盛 ( さか ) り
今夜此処での一と殷盛り
サーカス小屋は高い 梁 ( はり )
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭 倒 ( さか ) さに手を垂れて
汚れ木綿の 屋蓋 ( やね ) のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
それの近くの白い灯が
安値 ( やす ) いリボンと息を吐き
観客様はみな鰯
咽喉 ( のんど ) が鳴ります 牡蠣殻 ( かきがら ) と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
屋外 ( やぐわい ) は真ッ 闇 ( くら ) 闇 ( くら ) の 闇 ( くら )
夜は 劫々 ( こふこふ ) と更けまする
落下傘奴 ( らくかがさめ ) のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん