ぱんdeおしゃべり 46 ~シュガーバター~0

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 昔、小さかった頃、食パンにバターとお砂糖をつけて食べていました。このパンは、その時のあの甘さを思い出すような懐かしい味のパンです。
 
 パン生地はフランスパンの生地。トップからバターが流れ、グラニュー糖をふりかけてあります。グラニュー糖もバターも、ちょっと多めにして焼くのが美味しいと思います。
 
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 私のパン作りもこれで46種類目です。まだまだ趣味の域を超えませんが、それでも、それを積み重ねていくうちに、少しずつ上手くなっていくかもしれません。
 
 きょうは、BSで、「マルタのやさしい刺繍」という映画を観ました。数年前に映画館で観た映画でした。
 
 夫を亡くし、すっかり生きがいを見失ってしまっていた80歳のマルタは、ある日、昔していた手芸の腕を生かして、ランジェリーショップを開くことを思いつきます。それは、若いころのマルタの夢でもありました。
 
 でも、とても保守的な村で、息子も牧師ということもあり、ランジェリーショップなんていうことは、いかがわしい、恥ずかしいことと言われ、さまざまな困難に陥るはめになります。
 
 それでも、同じ村に住む女性の友人の理解者の力を借りて、お店を開店する決意をします。
 
 やはり、保守的な村なので、いかがわしいとレッテルをはられ、だれもランジェリーなど買ってくれません。協力者のひとりである老女が、インターネットで売ってはどうか、とひらめきます。でも、だれもパソコンなど使えません。その老女は、パソコン教室に通い、そこで知り合った老人に、ネット販売の方法を教えてもらい、マルタの刺繍入りのランジェリーをネットで紹介するのです。
 
 そうしたら、たちまち評判を得て、注文がきました。とても商品が追い付かず、町の刺繍教室に助けを借りに行きます。そこの主催者の若い男性が、マルタの夢を理解してくれて、快く協力をしてくれることになり、マルタの作るランジェリーに刺繍が施されていきます。
 
 保守的な村に新しい風が吹き始め、とうとう年老いたマルタの夢は村でも受け入れられるようになります。
 
 年なんて関係ない、夢を実現させるんだと、夫に反対されていた車の免許を取る老女、インターネットを習ったことで、知り合った男性と一緒に暮らすことになった老女、それぞれが新しい夢を実現させていきます。
 
 
 とても美しい景色のスイスの村が舞台になっています。
 
 生きがいを見つけられる夢の実現と自然の美しさはとても関わりのあるものなのかもしれません。
 
 年を取ってからの新しい生きがい。私もこんなふうに今、やってみたいことをいろいろしていることが、ひょっとしたら、もうちょっと年を取った時に、何かで生かされることにもつながるかもしれません。
 
 そんな思いもあって、今のうちにできることはいろいろ挑戦してみたいと思っています。そんなことを考え始める年になってきました。
 
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【シュガーバターの作り方】
 
フランスパン用の小麦粉  250g
ドライイースト           3g
砂糖               15g
塩                 4g
スキムミルク          10g 
無塩バター           10g
水                175g
 
仕上げ用
無塩バター           適量
ラニュー糖          適量
 
①一次発酵  40分。
②6つに分割、丸める。ベンチタイム20分。
③8cmぐらいに丸く伸ばし、指で10か所ぐらい穴をあける。
④二次発酵  40分。
⑤バターを真ん中に乗せ、グラニュー糖をふりかける。
⑥オーブンは、250度で予熱、その後、200~220度で12分焼く。