~全粒粉のフランスパンが食べられるお店~
フランス料理店です。お昼のランチは1,000円。きょうはニンジンのココット、パン、鶏のモモのグリル・野菜の煮込み・クスクス添え。
ニンジンのココット
ドレッシングが甘すぎず、とてもいい味になっていました。丸いパンは、全粒粉のパン。噛んでいると、自然な甘みが美味しいパンでした。
ドレッシングが甘すぎず、とてもいい味になっていました。丸いパンは、全粒粉のパン。噛んでいると、自然な甘みが美味しいパンでした。
めずらしい全粒粉のバケット。フランスパンもこんなふうに全粒粉を使うといいのですね。これはめずらしくて、新発見!と思ったパンでした。
鶏のモモのグリル(ふた切れ)・野菜の煮込み・クスクス添え。
鶏のモモのグリルの上に、かぶ・白菜・玉ねぎ・ニンジン・ズッキーニ・イタリアントマトをポトフのように煮込んだものを盛ってありました。なるほど、こういうふうにしたら、単なるポトフもフランス料理になるのか、と驚いたひと品。鷹の爪が入っていたので、ところどころ、ピリッとして美味しかったです。
鯛のグリルを使っても美味しいのではと思いました。イタリアンのようにして、イタリアパセリなんかも載せるときれいです。
以上で1,000円也。野菜が中心なので、これぐらいのお値段でいけるのだとは思いますが、でも、美味しそうに見えて、ボリュームもあって、鶏のモモがふた切れも入っていたので、満足。
紅茶は250円。なんて安いこと。大阪はほかの喫茶店も紅茶は350円でした。さすが大阪!ただ、器がガラスではなくて、プラスティックだったのは、失点。
*コメントでご指摘を受けたのですが、これはちゃんとしたブランドの耐熱ガラスのようです。
失礼。
失礼。
おなかいっぱい食べて、すぐ近くの大阪歴史博物館に行きました。今、チベット仏教の展示をしています。とてもおもしろかったです。日本に入ってくる前って、仏教はこんなにおもしろかったんだと、2時間あまり観てきました。
日本の仏教では今まで見たこともないような仏さんがたくさん展示されていました。表情やからだの動きが魅力的でした。トルコ石などの宝石で飾られていたりもしました。
また、歓喜仏と言われる、「父母立像」もたくさん展示されていました。お妃を抱く顔と手がいくつもある仏さん。こういった仏さんは、お寺では下半身に布がかけられていて、今回の展示のように全身が見えるということはないそうです。男女が抱き合う仏さんは、厳しいヨーガの修行を終えて、洗礼を受けた僧だけが最後の修行としてこの像を観て、歓喜を味わうことを想像し、それによって、修業の最後の仕上げをするのだそうです。だから、ふつうの人は見せてもらえないのだそうです。男女の交わりによる歓喜は最後の悟りの境地を表していたようです。
古代の仏教では、慈悲を表す男性が、智恵を表す女性を抱き、一体となり、女性が子を産むことで初めて男性は悟りの境地に入れると考えられていたようです。
こういった歓喜仏がたいへんたくさん展示されていました。足の下には煩悩を表す人間を踏んで懲らしめています。
また、どくろの首飾りをかけている仏さんやどくろを手に持っている仏さんもたくさんいました。醜いものを持つことでそれを懲らしめ悟りの境地にいることを表しているのだそうです。