ぱんdeおしゃべり 38 ~黒ごまのおさつパン~黒ごまパンPART3

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美味しいパンを焼きましょう!

黒ごまのおさつパン~黒ごまパンPART3

 黒ごまのパンの第三弾です。さつまいもと黒ごまはとても合います。そういえば、大学いもも黒ごまとさつまいもの組み合わせでした。

 さつまいもの甘さが加わるとはいえ、甘さ控えめのヘルシーパンです。

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 きょうはお昼のお弁当にこのパンと簡単なおかずを持って職場に行きました。

 お昼からは、大阪梅田まで現代文学の講座を聞きに行ってる日。大急ぎでお弁当を食べて(黒ごまのおさつパンは、ダイエットのため、1個だけにしておきました)、梅田へ。

 きょうの講読の本は、この間日本アカデミー賞を取った「沈まぬ太陽」。全5巻のうちの最後の2冊「会長篇上・下」です(すでに「アフリカ篇上・下」と「御巣鷹山篇」は購読済みです)。

 政・官・財の汚職が渦巻く国民航空。モデルとなった日航の人たち、財界の人たち、元首相・元大臣たちの名前が何人も出ていました。作者山崎豊子氏は、ものすごく執念深い取材ののちに、この小説を書き、書き終わると同時に病気になって、車いす生活だとか。

 恐ろしいほどの汚職の話に、アフリカの「沈まぬ太陽」で、勇気は果たして与えられるのかしら、太陽はなんだか黒い黒い太陽のような気がしますねぇ・・・、という話が出ていました。

 きっとまだまだそういう汚職は渦巻いていることでしょう。

 さて、きょうは、ちょっと早めのホワイト・デーということで、先生から私たちに春を感じる美味しそうな「桜銅鑼(どら)」という神戸の高砂屋さんの和菓子をプレゼントしていただきました。

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 桜の葉の香りがして、春の訪れを感じさせてくれる美味しい三笠でした。

現代文学の講座の先生は、私の大学時代の卒論の先生なのです。もう「後期高齢者」だということですが、きょうも「沈まぬ太陽」の資料として、この本が出たころの週刊新潮の記事や、日航の組合のビラなど、珍しい資料をいろいろいただき、まだまだお元気で、講座の様子は昔々の大学生時代を思い出させてもらえます。普通に小説を読んでいるだけでは知ることがなかったことや気づかなかったようなことなど、いろいろ指摘をしてもらえるので、月2回、楽しく通っています。

そして、この講座のあとは、みんなでお茶を飲みに行き、しばし歓談するのです。その時、いろいろな人がお菓子を持ってきたり、喫茶室で売っているお菓子を買ったりして分けあうので、この日はお菓子をいっぱい食べるのです。実は、それで、お昼を控えめにしたのです。

それと、私は少し早めに大阪に着いて、講座が始まる前、毎日新聞社のビルの1階のちょっとクラシックな感じのお店でコーヒーを飲みます。

重厚そうな感じの室内。

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食器はノリタケ。まるで古風なホテルのようです。

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 そして、講座が終わると、阪急の電車に乗って帰るのですが、たいてい阪神百貨店に寄ります。京都よりはるかにはるかに華やかな店内の様子です。

 きょうは栗原はるみのお店に寄りました。この春の新しいお弁当が出ていました。3月の中ごろにはもう少し新しいのが入荷する予定だそうです。春から新しいお弁当箱がほしいな、また来ようと思って今日は買わなかったのですが、お店の人からとても素敵な冊子をもらいました。

 今週の特集は、ハーブ。

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 オリーブオイルにバジル、ローズマリー、タイムなどのハーブをつけこんで、ハーブオイルを作ったり、ハーブを使ったお料理のレジピが紹介され、素敵な冊子です。

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 毎月発行されているようなので、これからもまたお店に寄ろうと思います。

 帰りは、阪急電車の中で、この冊子を読んで、もう一冊、写真が上手に撮れるようになるために、「カメラの撮り方手帖」(毎日コミュニケーションズ発行)という本を読みながら、帰ってきました。
 
 いい一日になりました。

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【黒ごまのおさつパン レシピ】6個分

強力粉    200g
砂糖      12g
ドライイースト  4.5g
自然塩      3.5g
無塩バター   15g
ぬるま湯   130~135g
黒ごま     30g
蒸したさつまいも 120g
①一次発酵、50分。
②6分割、丸める。
③ベンチタイム、15分。
④めん棒で楕円形に伸ばし、手前に1cm角に切ったさつまいもを並べ、手前から巻く。
⑤二次発酵、38度で30分。
⑥オーブンに予熱を入れておく。
⑦ナイフでクープを入れて、200度で12分焼く。