京都deお買い物 95 ~静かな夜~


 メリー・クリスマス

 今年初めて気がついたのですが、あちこちの和菓子屋さんではなんと!クリスマスバージョンの和菓子がいろいろ作られているのです。

 鶴屋吉信さん

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 末富さん   聖夜

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 私が今年、二回も買ったのは、

           亀屋良長さんのクリスマスの上用饅頭「静かな夜」                  


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 和菓子は命名がいいですね。季節を味わう命名がなされます。

 クリスマスの夜はほんとは「静かな夜」であるべきなのでしょうね。息子はキリスト教の幼稚園だったのですが、いつも12月にはイエス様誕生の聖劇を子供たちがしました。年少の時は、ひつじさん役、生まれたばかりのイエスさま役、セリフのまったくないヨセフ役とかでしたが、年長さんになると、女の子はマリア様(が取り合い)、ガブリエルなどです。男の子は三人の博士でした。セリフと歌で劇が進行し、ほんとうのクリスマスとはを考える時間になっていました。

 でも、きっと今夜は、教会の讃美歌の外の世界の繁華街ではにぎやかなクリスマス・イブなのでしょうね。

 「静」という字は、澄み渡るという意味の「青」に、「争う」がついて、争いが終わって、澄み渡る空があり、安定した状態になるという成り立ちがある字だそうです。

 今年一年、私にもまたややこしいことがいろいろありました。頑固な頑固な父の家の一部を新築してあげたら、三か月間ほど、それはそれは毎日のようにややこしかった(ここまで頑固だったとは・・・)。

 お嫁さんは念願の第二子を授かりました。でも、切迫流産になりかけて、大阪まで私も通っていました。夏から秋は元気元気だったのですが、この間は、食あたりで嘔吐したことがきっかけで「赤ちゃんが下りてきた」と緊迫!でも、下りてきたのではなく、逆子になったのでした。逆さま向いていた時はおなかの上の方を蹴るのに、嘔吐した後、下の方を蹴るようになり、お嫁さんはびっくり!この時も大阪にかけつけて、ご飯作ったり、孫の面倒を見たりを息子と交代でしていたのですが、実は逆子だったわけで、やれやれ(第一子も逆子のため、今回もどっちみち帝王切開なので、だいじょうぶなのです)。

 仕事でも相変わらず、ごちゃごちゃしては落ち着いての繰り返し。

 まあ、そんなふうにいろいろあって、一年が暮れ、今は「静かな夜」を迎えていますので、ありがたいことです。

 明日は恒例のフラのクリスマス・パーティーです。今年は出席者が少なく、50人ほどだそうですが、それでも大きな女子会には変わりません。フラやタヒチアンダンスで知り合って、お互いにもう10年を迎える人たちに加え、今年になって仲よくなった人たちも一緒にパーティー会場で集います。それぞれの踊り納めです。

 今年のクリスマスパーティーもまた、楽しく踊り納めて、帰り道は「静かな夜」を感じながら歩いて帰れたらと思います。