モロッコになんとなくひかれたのは、大学生のころ。「カサブランカ」という映画があまりにも素敵で、そのとき初めてアフリカのモロッコという国に関心を持ったのですが、この春から夏にかけて、スペインのドラマ「情熱のシーラ」を見てからは、ますますモロッコに関心を持つようになりました。
このドラマでは、スペインと目と鼻の先ぐらいの距離にあるモロッコが舞台にもなっていました。
モロッコでもそういう建築が今ではホテルとして使われていたりするようで、泊まることができるのだそうです。
素敵なタイル。
美術工芸品もとても繊細で細密なのです。
そして、もうひとつ飛びついてしまったのは、モロッコに自生するアルガンという木の実からとったオイルです。
野生のヤギがこの高い木に登って、実を食べるのだそうです。そして、種を地面に落としてくれるので、その種を、村の女性たちが絞って、オイルを抽出するのです。
日本でいえば、オリーブオイルみたいなのかな?髪につけたり、顔に塗ったりして、モロッコの女性たちはとてもおしゃれを心掛けているのだそうです。
モロッコは、砂漠地帯で何もないところなので、貧しい暮らしをしていたそうですが、このオイルが売れるようになってからは、産業が興り、活気づいてきたのだそうです。
アルガンオイルとこの濃厚なローズの香りをプラスしたローズオイルというのを早速買いました
それと、来年の1月末から2月中頃まで、仕事でアメリカのカリフォルニア州のサンディエゴに行くのですが、元は砂漠地帯だったところなので、友達が髪の毛がバサバサになる!と言っていたものですから、同じ砂漠地帯のアルガンオイルを使ってみようかなとも思ったわけです。
顔にも髪にも手足にもどこにでも塗れるので、あちこち塗ってみました。翌日のお化粧のノリは確かに いいようです。
濃厚な薔薇の香りにも包まれます。
このオイル、テレビ番組で知ったのですが、その番組で見たモロッコの村の女性たちって、ほんとにおしゃれでした。肌をとても大切にしていて、生き生きとした表情で肌のお手入れの話をしていました。自然のものを使って、自分の肌をとても大切に手入れする女性たちの様子を見て、いつも時間に追われて、いい加減にしか手入れをしていない自分が反省されました。自然のものを手作りして、ていねいに自分を磨くというのはすてきなことなんだと思わせてくれるような表情でした。