京都deお散歩 114 ~朝を涼しく通勤する方法~

 
 
                ~朝を涼しく通勤する方法~
 
 
 朝からほんとに暑くて、通勤するのもうんざりしてしまう今日この頃
 
 こんな京都によくまあ観光客の多いことと思ってしまうのですが、一昨日ふと思いついたこと。
 
 せっかく観光客が愛でる京都なのですから、それを使えば朝の通勤が快適になるのかも・・・
 
              
 バスを降りたあと、こんな道を通って職場まで歩くことにしました
 
 
 
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 智積院の境内です。
 
 8月1日、2日の二日間、暁天講座が行われているようで、その初日、境内の入り口のところでお掃除をしていたおじさんに、「おはようございます」と声をかけてもらいました。なんてすがすがしいこと
 
 暁天講座にも参加してみたいけど、そこまでの時間がなく、ただ、このお寺の境内の横道を通り過ぎるだけなのですが、・・・。
 
 それでもこんなお寺の道を歩くだけで、朝、とても涼しい気持ちになれました。
 
 ひょっとしたら、観光客の人たちも、こういうのを求めてこの暑苦しい京都でも来られているのかも、と思いつつ。
 
 実はこの道、ほんとにちょっとした横道で通り道でしかないのですが、友達がいつもこの道を通って通勤しているそうで、四季折々、いろいろな花が咲くのだそうです。夏はどうもそういう花は目に留まりませんでしたが、それでも緑が涼しそうでした。
 
 こういう道を通ってほんの数分間でもなんとなく幸せを感じるという友達の気持ち、わかりました。
 
 また来週もこの道を通って私も通勤をしようと思います。ほんのひとときの心洗われるような涼しげな通勤道になりそうです。
 
 夏の京都はまさしくうだるような暑さです。昨年、真夏に高台寺に出かけたら、熱中症になりかけました。観光で夏に来られるときは、朝早くにお寺めぐりをされて、日中はエアコンの効いたところを訪ねられることをお勧めします。
 
 それと、夏休みを利用してか、ここしばらく、中国や韓国などからの観光客もだいぶ増えているように思います。日中、日韓関係悪化はどうも一般の中国の人や韓国の人には関係ないのかもと思えるほどです。政治家たちが普通の人たちの感情とはちがう関係を作り出してしまっているのだろうと実感してしまいます。
 
 暑い暑い京都へもようこそ。お寺の境内が少しでも涼しげに感じられますように。
 
 この夏の京都は、空梅雨で降水量は平年の40パーセントあまり。台風の影響でようやく雨が少し降り、35度以下にやっとなっていますが、7月は38度台、37度台の暑さでした。今朝は少し気温は下がったものの、小雨とともに蒸し暑く、不快指数はかなり上がっているのではと思います。
 
 それでも、こういうお寺の境内をほんの数分間でもひとりで歩いていると、気分的に涼しくすがすがしく朝を感じられました。