ハワイへの旅 第4日め
その2 NO.7
マノア・フィールズへのハイキング
タンタラスの丘から、車でしばらく行くと、いよいよマノアの丘ハイキングコース
山道に入ると、もっともっとごつごつした岩の道になり
かなりぬかるんでいます。
アフリカン・チューリップの花が落ちていました。
だいぶ離れたところに、アフリカン・チューリップの咲く木が見えました。
ターザンみたいにつるにぶら下がっている子供たち
檻に入れられたみた~い
ハウ・ツリー
この木の枝は、物と物を編んで、釘がわりに使われていたそうです。
竹(オヘ)
日本の竹とちがって、節と節の間隔が長いのです。
これは、ポリネシアンがカヌーに乗って運んで来たもの。
葉っぱは笛になり、片方の鼻を押さえて吹く鼻笛です。
恋人同士で呼び合う時に使ったそうです。
バニアン・ツリーのトンネル
沖縄のバニアン・ツリーはガジュマルと呼ばれています。
ようやく滝が見えてきました~。
上の滝は20m、下の滝は30m
下の滝のところまで登れるようになっています。
木が折れたので、切って、通行に妨げがないようにされているのですが、切り口には年輪がありません。ハワイには四季がないので、ずっと成長しているからなのですって。なるほど~。
ヌマチマホガニーの木
クプクプ
ハワイの固有種だそうです。フラを踊る時、頭につける葉っぱ
ハワイアン・キルトの柄にも使われます。
山の中ではなんでも大きい、大きい。
ツアーでなかよくなった兄弟が、横に立ってくれたので
大きさがよくわかります。
」
花バナナ
食用ではなく、フラワーアレンジメントなどに使われているそうです。
黄色いバナナが見えます。
赤花ジンジャ―
ハワイでは、ジンジャ―は、健康に良いものとされています。
コーヒーの木です。
コーヒーの豆がついています。
コーヒーは最初にオアフ島に持ちこまれたそうですが、うまく根付かず
ハワイ島で植えられるようになったそうです。
早く歩けば、30分で登り下りできるようですが、ゆっくり植物を見ながらのハイキングだったので、1時間ぐらいかかったかと思います。
子供でも歩けますが、下界は晴れていても、山は雨のことが多いらしく、この日はめずらしく山の上も晴れていました。
ぬかるみ道が続き、崖があったり、岩でごろごろした道ですので、ジーンズも靴もドロドロになりました。
ククイナッツの木もありました。
ククイナッツは、ハワイ島で見かけ、ツアーの運転手さんからいろいろ教わった話は、ハワイ島のところに書きましたが、この実は、タトウの顔料にもなるそうです。また、食べると2日は下痢が収まらず、炒めると調味料に変身するそうです。そして、お花は口内炎に効くそうです。
腐るととても臭いにおいがするので、実をつないで、ネックレスやレイにし、魔除けとして使ったそうです。
このツアーでお世話になったガイドさんのキョウコさん。
彼女の首にかけられているのが、ククイナッツのネックレスです。
磨くとつるつるになります。
私:写真撮らせてください
キョウコさん:私じゃなくって、ククイナッツなんでしょ~
と、言われた時の顔をパチッ!
キョウコさん、とても親切なガイドをありがとうございました。
キョウコさんは、ハワイが好きで、仕事を辞めて、しばらくハワイでお部屋を借りて暮らしていたそうです。そして、ハワイの方と結婚して、本格的に移住。ハワイは7年目になるそうです。年2回の日本帰国は、かなりお金もかかるし、たいへんなんだそうです。
というふうに、個人的なハワイ移住の話も聞かせてもらって、とても楽しい半日でした。
憧れのハワイ大学も車窓からみました。広いキャンパスで、緑のきれいな大学でした。高校の時の英語の先生が、ハワイ大学出身の先生で、お話を聞かせて~とみんなで言ったら、「虹の大学」の話をしてくださったのを覚えています。シャワーのあと、ハワイ大学にはきれいな虹がかかるのだそうです。その話をうかがってから、ハワイ大学にほのかな憧れを抱いていました。憧れのハワイ大学をちらっとみられたことも、今回のツアーの収穫
雨季のハワイで虹のかかるのをみることも楽しみにしていましたが、オアフ島では雨は降らず、とうとう見られずじまいでした。
さて、半日のツアーに出かけた夕暮れ、ワイキキのクヒナ・ビーチに出かけました。
次回は、クヒナ・ビーチの素敵な夕暮れ時をお届します。