京都deお散歩 62 ~佛光寺さんの法語版~

 
 
 ここ数日、自転車で通勤していましたが、きょうは久しぶりに歩いて通勤。
 自転車だと前方ばかり見ていますが、歩いていると、いろいろ目に入ってきます。
 
 
 
                   佛光寺さんの法語版
 
 
 
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                    慣れると
                    手で
                    すべきことを
                    足がする
                    我が身に
                    聞くべき
                    教えを
                    頭で聞く
 
 
 
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              遇いがたくして、今、遇う事を得たり
 
 
 通り過ぎるとすぐにまた忘れて同じことをしてしまう凡夫ですが、この道を通りながら、何度もこういう言葉を、頭ではなく、わが身でかみしめながら、通勤できればと思います。
 
 「遇いがたくして、今、遇う事を得たり」
 
 おろそかにすることなく、大切にしていかなくては。
 
 
                高辻通高倉から見た佛光寺さん
          
                浄土真宗佛光寺派の本山です。
         
 
 
 
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 さて、朝の空気もだいぶ冷たくなってきました。昼間はまだ少し小春日和のお陽さまを感じるものの、やはりもう11月も半ばになり、今年もあとわずかと思う今日この頃。
 
 きょうは大阪梅田毎日新聞社の「現代文学」の講座に行ってきました。大学時代の先生の講座を聴きに行っています。
 
 中に入るなり、もう大きなクリスマスツリーが飾られていました。いよいよ今年もあとわずかと改めて思いました。
 
 このところ、毎日妙にあわただしく、忙しく、バタバタしていたせいか、久しぶりに職場を離れると、やっとほっとひと息つくことができたように思います。そういう意味でも、いい気分転換になる月に2回の大阪行きなのです。
 
 でも、よっぽど疲れていたせいか、終わった後に、先生から、「きょうはどうしたの?」と言われました。あとで、お茶を飲みながら話をしている時に、「霊感があるかどうか」というのが話題になったのですが、「そうそう、最初来た時の君の顔は霊がついたみたいに暗かった」と先生に言われました。
 
 霊がついた!? どんな顔してたんだろう??
 
 
 霊につかれるような顔してたら、「遇いがたくして、今、遇う事を得たり」などといったいい言葉さえ、頭の中をかすめるほどにしか我が身に響いてこないことでしょうね。
 
 帰り道、お仲間から、「だいぶ顔が明るくなったわ。霊が取れたねえ」などと言われました。
 
  バタバタしていると、大事なこともおろそかになって、知らない間に時間ばかりが過ぎてしまうことになりそうです。
 
 気分を上手に変えて、暗い顔して霊に好まれないようにしなくっちゃ
 
 
 帰り道、梅田の地下街を歩いていると、こちらもクリスマスの飾りつけの真っ最中。
 
 
 
 
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  いよいよ押し詰まってきた今年のあと1カ月半をていねいに過ごしていきたいと思いました