九州deお散歩 81 ~大分県湯布院での散策~

 
 
           3泊4日の九州縦断の旅から帰ってきました。
 
    【一日め】
 
                大分県湯布院で散策
 
 
                ~金鱗湖周辺を歩く~
 
 
 
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 藁葺きの建物は、温泉のお風呂場があるところだそうです。
 
 ここから湖を見ると、まるで魚のうろこがキラキラ光っているように見えたそうで、「金鱗湖」と呼ばれたのだとか。
 
 湖というより、池と言った方がよさそうな小さな水場です。温泉が湧いているので、温かなお湯なのだとか。そこにお魚が泳いでいるのです。
 
 湯布院ってどんなに素敵なところなのだろうと、行く前からとても楽しみにしていたのですが、着くや否やがっかり。
 
 すっかり観光地化されて、お店ばかりが並んでいて、情緒も何もない風景でした。
 
 とりあえず、湯布院の中心地である金鱗湖のあたりまで行ってみると、そこだけは静かな時間の流れている風景でした。
 
 
 
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 お店の建ち並ぶ辺りを見てもしようがないので、しばらくこのあたりでゆっくりすることに。
 
 
                古民家を利用したレトロな喫茶室
 
                      「天井桟敷
 
            緑のきれいな紅葉の葉に心癒されました。
 
         アールグレイティーとパウンドケーキをいただきました。
 
 
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    テーブルの横のヨーロッパ直輸入らしきアンティークなオルガン
 
    子供のころ、これとよく似たものが実家にもあり、それぞれ名前をつけ        たお人形をオルガンの周りに並べて童謡を弾き、歌い、学校の先生ご
    っこをして遊んでいた女の子でした。
 
 
      
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        実家も、築80年ぐらいのとても古い建物です。
 
        日本家屋の隠れ3階の屋根裏は元々こんなふうでした。
        普通の部屋にリフォームしてありますが、隠れ3階の天井を
        取り除くときっとこういう梁が出てくるはず。
 
        行く行くは、こういう梁を生かした家にリフォームし直したいと
        ひそかに思っているので、イメージ作りの参考にします。
 
 
 
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 久しぶりにのんびりお茶をいただきながら、友達とおしゃべりしてこのあたりだけでしばし過ごしました。
 
 静かな自然の美しい場所も、観光地化されるとどうも落ち着かなくなってしまいます。そうなると、ここが京都なのか、どこなのか、わからないぐらい同じような「観光地」になってしまいます。そこがどうも残念なことでした。
 
 残された一区画だけは、木々の美しい風景がそのまま残り、まるで昔の美しい信州のような雰囲気。緑の木々に心癒されるひとときでした。
 
 
 さて、1泊めのお宿は、とても鄙びた温泉、福岡県原鶴温泉。昔々、鶴が見つけた温泉だそうです。
 
 美人の湯と言われているだけあって、お湯はとても滑らかで、翌日はお肌がとてもしっとり。何度も腕をなでてしまってました。
 
 
 では、次回は、「熊本県阿蘇、宮崎県高千穂峡散策」をUPします。