京都deお散歩 74 ~要法寺のカモ一家のお引っ越し~

 
 
     恒例 要法寺(東山三条)のカモ一家のお引っ越し
 
         鴨川までお母さんを先頭に、10羽の子ガモたちがお引っ越し
             
 
                               (読売新聞の写真を拝借)
 
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 実家の裏に要法寺というお寺があるのですが、そのお寺のお池に、毎年4月になるとカモの赤ちゃんが誕生し、梅雨の時期に鴨川へとお引っ越しをしていきます。
 
 毎年雨が降る日にお引っ越しがあるそうで、ここ数日、そろそろかなあと近所の人たちは気にかけていたそうです。
 
 そうしたら、きょう、いよいよ始まったのだとか。もちろん、母も叔母も駆けつけたらしい。
 
 川端署員10人も連絡を受け、いよいよということでかけつけ、鴨川までの警護を担当。一番の難関、川端通りの横断歩道を警察署員の誘導によって(車はおまわりさんの「ご協力お願いします」の声かけで、みんなストップ)、みんなに守られながら、お母さんを先頭に渡りきり、無事、鴨川に入り、人間のほうは見向きもせずにスイスイと泳いで行ったそうです。
 
 カモのお母さんは毎年同じカモなのだそうですが、お父さんは毎年変わるらしい。「今年のお父さんは全然めんどうみない」とか、「今年のお父さんはまめで、よう面倒みてる」とか、毎年そういったことが近所では話題になったりもします。お父さんは、鴨川に住んでいるようで、時々やってくるのだそうです。
 
 このお引っ越しは、毎年ニュースでも報道されるので、警察官だけではなく、新聞社やテレビ局のカメラマンもかけつけ、近所のおばさまや子供たちもやってきて(もちろん、うちの母も、叔母も)、毎年、鴨川までお付き合いするようです。
 
YOU TUBEにも出ていました。ごらんください。
 
 生まれた頃のヒナ
 
 
 
 旅立ち前
 
 
 
 
 雨が降ったら、そろそろ旅立ちかな
 
 
 
 今夜はヒナたちは、お父さん、お母さんと一緒に初めての鴨川での夜を過ごしています。
 
 梅雨に入ったころの毎年の行事。
 
 そして、わが家のベランダでも梅雨の日の年中行事。
 
 
                今年初咲きのくちなし
 
                今朝咲きました。
 
 
 
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