朝早くから、堀川通りを北に向かって、昨日買ったサイクリング自転車の試乗をしてきました。
8時10分 堀川四条を出発
めざすは、堀川北山のおしゃれなパンやさん「L’AMI DU PAIN」
二条城を通り越し、堀川丸太町を少し行くと
京都でおそらく今、一番店舗数を増やしているであろう
フレスコが見えてきます。このお店は、京町屋風。
下立売通りを越えた出水あたり
東側には、江戸時代の漢学者
伊藤仁斎宅(古義堂)跡
明治23年に建て替えたものですが
左手の白い蔵はかつてのものだそうです。
今も伊藤さんのお住まい
昔はお金持ちの人たちが住んでいたのかな?
すぐ北の通りは
堀川一条
一条戻り橋
夜な夜な悪鬼がさ迷ったとか・・・。
橋占いというのもあったそうな・・・。
安倍晴明ゆかりの橋
(堀川一条上がる)
堀川今出川
京都の有名な和菓子やさん
目の前で作ってもらった和菓子とお抹茶をいただくこともできます。
上立売通りを過ぎたころから
北にやってきたなあという雰囲気が漂います。
冬、雪の降る日なら、このあたりから降り方がまったくちがってきます。
さて、紫野あたりにやってきました。
いよいよ京都の北区です。
そこから少し行くと、北大路にでますが、その手前には
地獄に入って行き、地獄の裁判官もしていたとかいう小野篁(おののたかむら)と
ここを入っていくと、お墓があります。
堀川北山を西に折れると、目的のパンやさん
「L’AMI DU PAIN」
北山通り側
建物の角を曲がると、そこが入口
自転車は、わたしのものです。
さて、このお店については、「ぱん屋さんdeひととき」をご覧ください。
ここまで行って、パンをゆっくり買って、堀川四条に戻ったら、9時50分でした。
行きはなんとなく自転車がちょっと重く感じたのに、帰りはこがなくても走る。
歩いていると気がつきませんが、さすが、北山向いて行く道は、登りになっているのですね。
行きは気づかなくて、せっかく不必要なほどの「21段変速」の自転車に乗っているのに、昨日自転車屋さんに「このまま動かさなくていいですから」と言われたものですから、平らな道だと思い込んでいて、そのままで走っていました。
あの重み、坂だったんだ。ようやく、そういうことが実感として捉えられたので、今度からは、あの感覚を感じたら、不必要なほどの「21段変速」を使ってみようと思います。
京都の町を自転車で走って気づいたことがいろいろありました。
まず、歩道は、自転車専用道と歩行者専用道になっているのですが、だ~~れもそんなことは気にもせずに通っておられます。
自転車専用道では、左側通行になっているのですが、これもだ~~れも気にせず。
スピードアップして走らせた自転車に乗って、初めて気づいたことです。
だいたい、京都の人は、そういうルールは守りません。のんびり好きなとこを好きなように通るのです。
大阪に行ってびっくりするのは、みんなが電車に乗るのに、並ぶ、エスカレーターではきちんと右側に乗り、早く駆けのぼる人は、左側をすごい勢いで登っていく。
最初、慣れてなかったときは、びっくりして、こわいぐらいでした。オロオロしました。
京都に帰ってくると、急にみんなのんびり。デパートによると、だれもエスカレーターの乗る場所なんて、気にしていません。右の人、左の人、さまざま。たまにみんな右に並んでいるかと思うと(なんか、このごろ、そういうふうになってるらいしとか、京都の人もようやく思い出してきたみたいです)、ところが、次の階では、だれかが左側に立つと、みんな左側。次の階では、だれかが適当に立つと、みんなばらばら、適当な側に立つわけです。
のんびりどこに立っても、どこを通っても、バスや電車で順番に並ばなくても、別に気にしなくていいほど、大阪とちがって、人も多くなく、急いで歩く人も少ないということだと思います。
もうひとつ、気になったのは、碁盤の目の通りだけあって、信号が多すぎるのです。走ったら、止まる。走ったら、止まる。帰りはペースがよかったのか、青信号が続いたときもありましたが・・・。でも、ほんとに信号が多いなあ。わずか3~4メートルぐらいの道でも信号があるのが、碁盤の目の町、京都です。
そして、歩道の自転車専用道には、マンホールがいっぱい。そのたびに、ガタン。
道も、何度も工事しているので、凸凹。ガタガタ、ゴトンゴトン、と走らせてきました。
日曜日、とてもいい運動になりましたが、サイクリング用の自転車って、腕がとても疲れます。全身を腕で支えているからのようですが、案外、二の腕対策にいいかも。
腕がとにかく疲れて、疲れて。もっと鍛えないと、ツーリングには参加できそうにないですね。