サラスヴァティ
ネパール料理のお店「サムジャナ」に行ったとき、とても心惹かれたこの女神さま。だれかなと思って調べてみたら、サラスヴァティという女神さまでした。
やはり美しい女神さまだそうで、ご主人のブラフマーさんは、あまりにも妻がきれいなので、どの角度からも眺めるために、なんと顔が5つもできたのだとか(のちに、シヴァ神にひとつ切り落とされるのだそうですが)。
この女神さま、サラスヴァティ河という河の神さまだそうです。
それで、水辺にすわり、白鳥か、孔雀を従え、ヴィーナという楽器を弾く姿で描かれることが多いのだそうです。
彼女が司るのは芸術、学問分野。日本に入ってきて、彼女は、持っていた楽器が琵琶に変わり、弁財天さんになったのだそうです。
サンスクリット語を作った神だと信じられているという学問の造詣深い女神さま。そんな知的で芸術的な美しい神さまだったのだそうです。
「サムジャナ」でランチを食べたおかげで、ヒンズー教の神様をまたひとつ、覚えました。